554冊目 「ホームレス中学生」その後

「ホームレス中学生」その後―もう1つの泣かせる物語

著者:清水 將大

「ホームレス中学生」その後―もう1つの泣かせる物語

まだまだ大人気でドラマ化、そして映画化が決定している150冊目、「ホームレス中学生」。この本は芸人田村氏が雑誌などのインタビューで「ホームレス中学生」についてコメントしたことをまとめたものです。ですからコアな田村ファンならば知っている内容ばかりかもしれません。

現在では、200万部を突破しているが、ミリオンセラーとくれば、気になるのがその印税。どれほど儲かるのか。

100万部の印税率10パーセントとすれば、単純計算で1億3650万円の印税が著者に入る。さらに映画化やドラマ化のオファーも多数で、金になる木状態。しかし出版社と吉本の間で印税契約が結ばれていて、田村には丸々入らないのかもしれない。「あの吉本だから数百万のボーナスだけかも」なんて笑い話も。

また丸々もらったとすると、税金や予定納税で半分以上の金額がマイナスされてしまうことだろう。

政治でも経済でも専門家の人が書いた本はせいぜい売れて30万部ぐらい。しかし「ホームレス中学生」は200万部以上。話題になった時のパワーはすさまじいものがあります。

「ホームレス中学生」を読んでもっとも感動するのは、やはり田村氏を「まきふん公園」の野宿生活から救った友だちの川井君と川井君ファミリー。そして田村氏のお兄さん。この人達のやさしさがなかったら田村氏の現在の成功はなかったのではないでしょうか。

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553冊目 もらえる年金が本当にわかる本

もらえる年金が本当にわかる本 平成20年~平成21年版―ねんきん特別便に対応 (2008)

著者:下山 智恵子,甲斐 美帆

もらえる年金が本当にわかる本 平成20年~平成21年版―ねんきん特別便に対応 (2008)

将来、年金がもらえるとは思っていませんが、現在の年金制度を知るのに役立つ本です。年金のしくみや制度を表などをたくさん使って解説してあるので分かりやすい構成になっています。団塊の世代の人は気になる年金について勉強しておいたほうがいいかもしれません。

「年金制度は損だから入らない」という話をよく耳にします。しかし、年金制度は本当に損な制度でしょうか?

保険料を滞納していると交通事故で障害者になっても障害年金はもらえません。また、老齢年金は終身保険(死ぬまでもらえる保険)なので、受給する年金額のトータルは、もらう年数つまり、何歳まで生きかによって変わります。

たとえ24年掛けてきても、あと1年足りないだけで1円ももらえません。

年金制度は、知らずに判断するのが一番の問題です。まずは、制度を正しく知ることから始めましょう。


読んでみて思うのは年金制度は複雑すぎます。自分が年金をいくらもらえるのかを、社会保険事務所や社会保険労務士の人に相談しなければ簡単に計算できないというのもおかしいと思います。また少子高齢化によってころころと制度や金額も変わります。これでミスがないほうが奇跡かもしれません。

近く年金をもらい始める人は最終的には社会保険事務所に行って相談したほうがいいと思いますが、おおまかなしくみを理解するのに読んで準備しておいたほうがいいような気もします。

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552冊目 知事まさか今夜もピザですか

知事まさか今夜もピザですか 東国原宮崎県知事秘書の365日

著者:吉川 敏夫

知事まさか今夜もピザですか 東国原宮崎県知事秘書の365日

著者は宮崎県知事政務秘書ですが、もともとは東国原知事が芸人時代の弟弟子。現在の主な仕事はメディアからくるテレビ出演などの依頼を県庁の担当部署と協議しながら知事のスケジュールを決めていくことと、知事の生活全般のサポート。著者自身の表現によると、タレント事務所のマネージャーや芸能人の付き人のような仕事だそうです。

東国原と出会ったきっかけは、たけし軍団です。

私は、二六年前(一九八二年)の九月に、ビートたけしさん(殿)のもとに弟子入りしました。その時に一番弟子としてすでに芸人活動を行っていたのが、そのまんま東こと東国原だったのです。


私はラッシャー板前に続く軍団九番目の弟子。

殿に与えられた芸名は「クロマニョン吉川」でした。


東国原知事の半生や素顔を隠すことなく書いてあります。極端に選挙民を意識して書かれているわけでもなく、ただ著者がどのように知事と接し、仕事し、生活しているのか分かります。知事に対する文句などや水虫の話などもあり面白いです。

著者は宮崎県知事選挙の時に東国原知事に呼ばれ、そのまま現在まで知事と同じマンションで暮らし行動を共にしています。妻と二人の息子は横浜に残したままのようで家に帰れることはほとんどないほど忙しい毎日のようです。

それにしても家族を犠牲にしてでも東国原知事に捧げる人生であり、あのB&Bの島田洋七さんも漫才ブームが去った後はビートたけしさんマンションで暮らし、たけしさんの女房のような生活をしていたことがありました。(116冊目 俺の彼

テレビで活躍するような芸人さんには、人を惹き付ける何かオーラのようなものがあるのでしょうか!?

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551冊目 ヤクザ者の屁理屈

ヤクザ者の屁理屈―貴方もヤクザになりませんか (幻冬舎アウトロー文庫 O 88-1)

著者:森田 健介

ヤクザ者の屁理屈―貴方もヤクザになりませんか (幻冬舎アウトロー文庫 O 88-1)

著者は現役のヤクザ屋さん。広島の三代目侠道会会長補佐といった肩書きだそうです。刑務所のこと、社会のこと、イジメのこと、韓国のことなどについて思うことが書かれています。

ヤクザなんて、反体制・反秩序勢力の最たるものじゃないですか。本当にヤクザが、どうしようもない、許されない“悪”の存在だとしたら、即刻日本から抹殺されているでしょう。(中略)

でも、ヤクザは抹殺されないし、私も石をぶつけられない。相変わらずヤクザはヤクザとして残っていて、仕事をしているし、本部や事務所には、堂々と看板も出している。それはどういうことかといえば「ヤクザが世間からまだ必要とされている」ということ。

本当にそうなんですよ。ヤクザを必要とする人がたくさんいるんです。だからヤクザもメシを食っていける。ヤクザと組んで仕事をしているカタギの会社はたくさんあります。脅されてそうしているわけでなく、自ら望んで、ヤクザと組んでいる。“暴力団新法”などと呼ばれる法律が次々と施行されても、一向にヤクザがいなくなる気配がないのはそういうことなんですよ。ヤクザは世間から必要とされています。ヤクザと組んでいるカタギの会社がそのことを言わないだけです。

確かに暴力団が減っている印象はありませんし、警察の検挙率が下がった原因も裏の情報を暴力団からもらえなくなったからだといった意見もあります。暴力団が必要なのかどうかは難しい問題ですが、必要としている人達が存在していることは事実のようです。

著者は刑務所に服役していた十五年で約六千冊もの本を読んだそうです。年間にすると約四百冊。月にすると約33冊。ほとんど毎日一冊の計算になります。短期でそれをすることは可能だとは思いますが、十五年もの年月を継続するのは本当に凄いことです。真似できるようなことではありません。

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550冊目 初めてのネット輸入&販売

3万円の元手で月商1000万円! 初めてのネット輸入&販売

著者:森 治男

3万円の元手で月商1000万円! 初めてのネット輸入&販売

給料は上がらず、物価は高騰。誰でも考えるのは副業でなんとか収入を増やすことができないかということだと思います。時間がない現代社会で挑戦してみることができるのがネットかもしれません。この本では並行輸入とネットを活用し稼ぐことを紹介してあります。

しかしながら私の唯一の心配は、この本の公開でクライアント(私は輸入販売をする傍ら多くの人たち=クライアント=へのアドバイス業務も行っている)から叱られるのではないかということだ。というのも、本書の内容は私のクライアントが36万円もの費用を支払って学んでいる内容の根幹だからである。

この本では輸入品販売の準備から仕入れ、交渉、輸入、ネット販売、リピーター作りまで説明している。読み終わった後、読みながらでも構わない。この方法を実践してみれば、すぐに本書の効果をわかってもらえるだろう。

英語ができなくてもなんとかなるようです。大事なことはどの商品ならば確実に売れるのかを見極めるセンスだと思います。最初は3万円から始め、少しづつ利益を積み上げていく方法が推奨してあります。

何でもやってみなければ始まりません。興味がある人は本を読んで挑戦してみたらどうでしょうか。

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549冊目 自衛隊員が死んでいく

自衛隊員が死んでいく―“自殺事故”多発地帯からの報告

著者:三宅 勝久

自衛隊員が死んでいく―“自殺事故”多発地帯からの報告

職場でのイジメなどを苦にして自殺する自衛隊員が増えているそうです。語弊があるかもしれませんが、いってみれば軍隊なわけですから厳格な上下関係を維持するための規律がときにはいきすぎるケースなどもあるのかもしれません。ただ自殺者が出ているので、そのことが決して許されることではないとは思います。

年間五○人前後で推移していた自衛官の自殺者が増加の兆しをみせはじめたのは一九九七年ごろからだ。増加傾向は二一世紀に入っても止まらない。事務官等を入れた自衛隊員の自殺者数でみると、二○○○年度には過去最多の八一人に達した(自衛官七三人、事務官等八人)

すこし古いデータですから今ならもっと増えているかもしれません。理由は、ギャンブル、酒、借金苦、イジメ、うつ病、過度のストレスなどいろいろのようです。

戦後六○余年を経たいま、自衛隊は急ピッチで変わろうとしている。同時に隊員の心にも異変が起きている。自殺だけではない。殺人、強姦、強盗といった凶悪な罪を犯したり、薬物に手を出す自衛官は後を絶たない。

本書では、普通の自衛官をめぐる、いくつかの「ありふれた」事件を追った。心身を鍛えられて精強なはずの自衛隊員が、なぜ死を急ぐのか、どうして荒れるのかー。年間予算およそ四兆七○○○億円、職員数二六万人。日本最大の役所が抱える底知れぬ病理の一端なりとも照らし出せれば幸いである。

自衛隊という日本の防衛を支える場所で何が起こっているのか、自殺を選んでしまった自衛隊員の遺族は何を思うのかなど紹介してあります。ゆとりのなくなった現代社会、どこも問題は深刻です。

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548冊目 若者はなぜ正社員になれないのか

若者はなぜ正社員になれないのか (ちくま新書 728)

著者:川崎 昌平

若者はなぜ正社員になれないのか (ちくま新書 728)

前作、171冊目のネットカフェ難民が楽しかったので期待したの読んでみましたが内容はボチボチでした。この本は大学卒業後、2年のブランクがある無職の著者自身が定職に就くために、就職活動を行い経験したことが書かれています。

「若者はなぜ正社員になれないのか」という問いに対して、いかにも新書的に社会を俯瞰(ふかん)する形で解答を提示することを僕はしない。自分自身の行動を淡々と報告したものが本書であり、あわよくばそのような問いをめぐって読者が思考するための素材となればと望んでいる。

表現も面白いし読んでいて楽しいのですが、どうしてもこの本を書くために就職活動をしたのではないかと感じてしまいます。まぁあまり深く考えずに気楽に読んでみるといいと思います。

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547冊目 北京五輪後、中国はどうなる?

北京五輪後、中国はどうなる?

著者:宮崎正弘

北京五輪後、中国はどうなる?

五輪でも、経済でも、人権問題でも、軍事でも、あらゆる意味で世界の注目を集める中国。中国でどのような問題があるのか、どれだけ深刻なのかについて解説してあります。

中国が世界中にばらまいている中国マネーについて、

南アフリカのスタンダード銀行に五五億ドル出資して筆頭株主になったのは中国工商銀行である。

先述したブラックストンへの三○億ドル出資、モルガン・スタンレーへの五○億ドル出資は中国国家ファンドだが、ほかにも中国開発銀行がバークレー銀行に三○億ドル、CITIC(中国国際信託投資公司。国務院直営)はベア・スターンズへ一○億ドル。シンガポールのテマサクはメリルリンチへ五○億ドル!


大量の華僑マネーがアメリカに投資しています。この動きに遅れまいと自民党でも国富ファンドの創設に動いている議員の人もいるようですが、ヘッジファンドなどに自由自在に操られているような世界の株式市場では、慎重に議論した方がいい気がします。

この本を読むと中国の経済が五輪後も成長し続けるのに期待はできませんが、先日のネットセミナーの講師は自信たっぷりに大丈夫と繰り返していました。専門家でも意見が分かれるようですので経済というのは複雑です。

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546冊目 オタクに未来はあるのか!?―「

オタクに未来はあるのか!?―「巨大循環経済」の住人たちへ

著者:森永 卓郎,岡田 斗司夫

オタクに未来はあるのか!?―「巨大循環経済」の住人たちへ

とにかくオタクについて書かれています。内容もミニカーやガンダムなどの話や、いつからオタクの歴史が始まったかなどが解説してあります。

この10年間でおたく業界の最大の変化は、ネット化と、メイド喫茶、この二点に尽きる気がします。つまり環境化がキーワードなんです。唯物的とでも言いますか。作品という架空の世界に自分を投影するんじゃなくて、架空のものが現実となる世界を欲している。実際に自分がその気になれば体験できるもの。それを、「リアル」と感じている気がするんです。だから、今のおたくの「リアル」は、現実世界に降りてきていると思います。

なんともオタクの定義もいろいろとあるようです。そしてこれからはもっとオタクの定義も変化していくようです。

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545冊目 狭心症・心筋梗塞の最新治療と発作を防ぐ安心読本

狭心症・心筋梗塞の最新治療と発作を防ぐ安心読本 (名医の図解)

著者:相澤 忠範

狭心症・心筋梗塞の最新治療と発作を防ぐ安心読本 (名医の図解)

日本人の死亡原因の第2位に位置する心疾患。その中でも突然発作などがおき、死亡してしまうこともあるのが急性心筋梗塞です。

病気の前兆は後から考えると出ているようなのですが、そこに気づくことができるかどうかで命を落とすことになるのか、ならないかが、決まってきます。普段から生活習慣病にならないように気をつけて行動していると病気の予防になるようです。

狭心症や心筋梗塞になっている場合の症状なども紹介されていますので、参考にして当てはまるようなら病院に行って検査してもらうといいと思います。

狭心症や心筋梗塞をおこす直接の原因は、動脈の中にできる弱種によって血管が詰まったりすることです。これに大きく関わっているのが、動脈硬化です。動脈硬化は、動脈の血管の内側にコレステロールが沈着して、血管の弾力性がなくなり、もろくなる病気です。

動脈硬化は、年をとるとともに誰にでもおこりますが、高血圧や糖尿病、高脂血症(脂質異常症)、肥満などの生活習慣病だと、より進行しやすく、狭心症や心筋梗塞の危険性も大きくなります。


狭心症や心筋梗塞になった場合の予防、治療、リハビリ、食生活などが解説してあります。とくに食事療法が具体的に紹介されているのですが、個人的にはもう少し治療法についてもっと詳しく紹介してほしい気もしました。

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544冊目 父さんは人間ドックから帰ってこなかった

父さんは人間ドックから帰ってこなかった

著者:本多 憲児

父さんは人間ドックから帰ってこなかった

人間ドックに行った男性が医療ミスにより命を落とすことになります。残された家族が病院と医師を相手に民事裁判を起こすわけですが、和解までに六年もの歳月を費やすことになるようです。

大腸内視鏡検査の失敗が直接の原因で亡くなったと主張する遺族と、大腸内視鏡検査と死因には因果関係はなく、何らかの要因による肺血栓塞栓症が直接の死因と主張する病院とで争うことになります。

交通事故と違い死因をはっきりと特定することは難しく、遺族もなかなか病院に責任を認めさせることはできなかったようですが、ボランティアで医療事故裁判の意見書を書いていた著者と出会うことによって最終的には病院側に非を認めさせることに成功します。

すごく難しい問題で、人の命が関わっているだけに簡単に結論をだすことができません。

担当医でさえ見過してしまった死因を著者は見つけるわけですが、そこに気づくまでに長い時間がかかっています。果たしてそこまで複雑な死因の責任を担当医に押し付けてしまっていいのかどうかは疑問ですが、ただ担当医が大腸内視鏡検査でミスらなければ入院するような状況にならなかったわけですから、まったく責任がないというわけでもありません。かるい気持ちで人間ドックに行った家族が命を落として帰ってくることになれば遺族が納得できないのは当たり前です。

はっきりしていることは人の命はいつ終わるか誰にも分からないということです。医療は完璧ではないので医師に過剰に期待するのもいけませんが、かといって医師にしか頼ることができない患者の状況もあります。

医師と患者の間に納得のいく説明や血の通った信頼関係が築かれていれば、たとえ当該医師の失敗によって患者が命を落とすことになったとしても、多くの遺族は裁判に訴えようとまでは思わないものである。まさか、と思うかもしれないが、これは医療の現場で長年、著者が目にしてきた現実だ。

それはいったいなぜか。治療するのも人間、訴えるのも人間だからである。嘘のない真実が明かされたうえで、同じ人間同士が向き合えば、道が通じることもあるのだ。そこに今後の医療過誤問題を解く大きなカギがあるのではないかと思われてならない。

誰もがゆとりがなくなった現代社会で信頼関係の構築こそが最も大切になってくるのかもしれません。最近のマスコミ報道にのせられ、なんでも問題の責任を一方的に他人に押し付けている自分がいないか、少し冷静になって物事を判断する必要があります。

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543冊目 経済で読む「日・米・中」関係

扶桑社新書 経済で読む「日・米・中」関係~国際政治経済学入門~ (扶桑社新書 31)

著者:田村 秀男

扶桑社新書 経済で読む「日・米・中」関係~国際政治経済学入門~ (扶桑社新書 31)

産経新聞の編集委員である著者が日・米・中のさまざまな問題について書いています。

バブルと崩壊が共存共栄している世界経済ですが日本、アメリカ、中国で何が起こっているのか解説してあります。日本と中国の株価は低迷し、唯一サブプライム問題の発生源のアメリカだけがなぜか暴落をまぬがれているような気がします。

はたしてドル暴落があるのかどうか、ドルが暴落すれば必然的に円高になるわけで日本の内需が拡大するのには助かります。

日本株の低迷についての著者の考え、

日本株が売られ、下がり続けているが、原因ははっきりしている。短期売買の「外国人投資家」が売買シェアの6〜7割に達する異常な市場である。これらのニューヨークの投資家はポートフォリオの配分比率を固定しており、米企業株を売れば自動的に日本株も売る。

産経新聞は他の読売や朝日といった新聞社と少し違った記事が書かれていたりするのでよく参考にします。

「スーパーノート」と呼ばれる100米ドル偽札の真犯人について、

1月7日付けのドイツ紙「フランクフルター・アルゲマイネ」の記事「偽ドル札の秘密」は調査報道によるだけに、衝撃的だった。スーパーノートを印刷するためには、「インタグリオ彫刻凹版印刷機」が必要で、そのメーカーはドイツの「KBAジオリ社」しかなく、米財務省印刷局はこの印刷機でドル紙幣を刷ってきた。用紙は米南部産の綿75%と麻25%の割合で米国産。スーパーノートには本物と同様、微細な文字で「USA100」と刷られた極めて細いポリエステルの糸がすき込まれ、透かし技術も本物に近い。

北朝鮮がこの印刷機と用紙を手に入れる工作は容易ではないし、しかも量産できる技術力があるはずはない。むしろ、スーパーノートはワシントン近郊で米中央情報局(CIA)が製造し、中東やロシアなどでの諜報活動資金として使ってきたのではないか、その一部が武器輸出代金として北朝鮮に流入したのではないか、と同紙は問題提起した。真犯人はCIAそのものだ、というわけである。

この米ドル偽札の犯人は北朝鮮だと思っている人は多いのではないでしょうか。事実そのように報道されてきました。ただアメリカ犯人説が少しづつ言われてきています。事実は分かりませんがこの偽米ドルとドルの暴落、世界共通の新通貨構想といった話もあります。(332冊目 北朝鮮VSアメリカで詳しく書かれています)

いままで自分が考えていたことと違った見解があるかもしれませんので読んでみとも面白いと思います。

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542冊目 闘う経済学

闘う経済学―未来をつくる公共政策論入門

著者:竹中 平蔵

闘う経済学―未来をつくる公共政策論入門

二○○一年から小泉政権下で日本経済を実質的に動かしていた著者が公共政策論について書いています。自らの経験を紹介しながら解説してあり政治などに興味がある人にも参考になると思います。

改革を行おうとすれば、必ず批判を受ける。しかし、批判には三つのパターンがあって、これをわきまえてさえいれば、受けた批判を冷静に見ることができるし、けっこう面白い。(中略)

まずは、常に逆のことをいう「コントラリアン的批判」である。たとえば、金利が上がったら中小企業は大変だといい、金利が下がったら、年金生活者が大変だという。(中略)物事には必ず逆の面があって、逆のことがいえるからである。一部のマスコミがよくやる批判は、これに近いものが多い。


もう一つは、「永遠の真理」をいう批判である。いくつかの例をあげてみよう。「今の執行部はけしからん、もっとみんなの意見を聞かなければいけない」、「もっと庶民の視点に立って考えなければいけない」、「もっと現実的な対応策を考えなければいけない」−すべて正しい、永遠の真理である。だれも否定することはできない。でも、具体的には何をいっているのかわからない。つまり、永遠の真理をいえば批判になるということである。

三つめのパターンは、「ラベル」を貼って決めつける批判である。たとえば、「彼は経済がわかっていないからね」とか、「彼は人の気持ちがわからない人だからね」と一方的に決めつける。ほんとうに彼が経済のことを知らないのか、人の気持ちがわからないのか、証明はできない。しかし、そういうラベルを貼ってしまえば、それが一人歩きすることになる。(中略)

要するに、自分が批判されるときでも、ないしはだれかを批判するときでも、この三パターンのどれかに該当するということである。


この批判三パターン理論は面白いですね。

一つ目の「コントラリアン的批判」、何をしても批判される。構造改革推進派も現状維持派も共通して批判される時はされます。

二つ目の「永遠の真理」、国が大量の借金を抱えているのだからこれ以上の公共投資と地方交付税は負担できない。格差ができるのも財源がないのだからどうしようもないではないか。

三つ目の「ラベル」、改革を邪魔するのは利権にしがみつく官僚と族議員などの抵抗勢力だ。官は悪で民営化すればなんでも上手くいく。

この批判のパターンは構造改革推進派の意見にも見事に当てはまることになります。構造改革派も抵抗勢力と呼ばれる族議員の人達も、どちらの意見も見方を変えれば正論であり、正解はないということだと思います。

世の中にはグレーな部分もあり、キリスト教的なYESかNOかといった二元論は日本ではなじまないと思われていましたが、小泉政権後はなんでも単純化する風潮になりました。お金がない、だから増税。官は無駄が多い、だから民営化。金利が低い、だから資産運用といった感じです。

政策など国の存続に関わるようなことは政治家、官僚、経済界などのあらゆる意見をまとめあげて解決策を模索していってもらいたいものですが、著者によるといくら議論してもまとまらないものはトップダウンで政策をまとめるといった考えです。

著者と小泉元総理の強引なまでの政策立案は賛同しかねますが、ここ数年の構造改革を理解するのに参考になる本だと思います。それにしてもデータというものは立場によってどのようにでも解釈できるし、集めることもできます。数字を過信しないように気をつけなければいけません。

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541冊目 AB型自分の説明書

AB型自分の説明書

著者:Jamais Jamais

AB型自分の説明書

AB型の特徴がたくさん書かれています。当てはまることもあれば当てはまらないこともあると思いますが、著者の説明文には、

ページをめくるその前に、「あくまでAB型の傾向っぽい」と頭で唱える。
    
じゃないと「違うよこれ。当たってない」とムキになります。


真剣に読むのではなく、気晴らしに見る程度のほうが面白いかもしれません。もしAB型の人が童話の主人公だったらといったシュミレーションが紹介してあったので引用しておきます。

「北風と太陽」

旅人のコートを脱がせるのはどっち?どちらかがAB型だったら。

→どーして競うの?なんのために?コート脱がしてナニがあんのよ。

なんでそんなコトやんなくちゃなんないの。やだー。って、やらない。


なんだかよく分かりませんがAB型の人で分かる人は分かってください。著者は名前は横文字ですが東京生まれの建築設計士だそうです。

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「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻) 「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)

著者:J. K. ローリング
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540冊目 FXで月100万円儲ける私の方法【実践編】

FXで月100万円儲ける私の方法【実践編】

著者:鳥居 万友美

FXで月100万円儲ける私の方法【実践編】

一時期のブームに比べるとあまり騒がれなくなってきた外国為替証拠金取引(FX)。数ある資産運用のなかでもレバレッジを駆使すれば抜群の成果を期待することができます。それと同時にかなりのリスクもありますけど・・・。

株の信用取引が3倍までなのに比べ、FXは100倍のレバレッジも可能な会社もあります。理屈上は素人でも100万円で1億円分の取引ができるということになり、10年前ならば考えられないようなことだと思います。自分を上手にコントロールできないと大変なことになりそうです。

第1章ではFXの基本的なことを解説してあり、第2章では実際のチャートの使い方や見方が解説してあります。そして第3章では著者の取引のタイミングなどを紹介してあります。

私は毎日、相場を見て売買し、基本的にその日のうちに決済してしまう、いわゆる“デイトレーダー”というスタイルでFXをしています。みなさんは“デイトレーダー”というと、どんなイメージをお持ちですか?

パソコンを何台も並べて、ずっとモニターの画面を眺め、素早くキーボードやマウスを操作して、注文を繰り返す・・・。そんなイメージでしょうか?

でも、私の場合は正反対。毎日トレードするのは朝と22時過ぎ、子どもが寝たあとの2,3時間だけです。


600万円から始め、わずか2ヶ月で1000万円まで増やした後、暴落で500万円以上の損切りを経験。今は月の初めに100万円を口座に入れ月末にプラスを引き出しているようです。

著者は自分のトレードスタイルを確率してからコンスタントに勝てるようになったみたいですが、みんなそれが見つからないから損するわけでなかなか難しいものです。ただ何事も行動してみないことには始まらないので興味がある人はとりあえずデモトレードから始めてみるとどうでしょうか。

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ROOKIES (ルーキーズ) 裏(うら)BOX DVD ROOKIES (ルーキーズ) 裏(うら)BOX

販売元:TCエンタテインメント
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539冊目 無料ブログSEOバイブル

無料ブログSEOバイブル (アクセスアップ)

著者:中嶋 茂夫

無料ブログSEOバイブル (アクセスアップ)

無料ブログやサイトを使ってアクセスをアップさせる方法などを著者の経験をもとに具体的に解説してあります。アクセスを集中させたいサイトを中心に無料ブログやYouYube, iTunes、メールマガジン、SNSなどを使ってメインサイトに連動するように構築すると効果的なサイト運営が可能のようです。

ちょっと専門的な内容もあり難しいと感じる箇所もありますがじっくり読めば理解できると思います。

本書では、無料でアクセスアップをする方法として無料ブログSEO対策、やブログポータルニュース記事などからのトラフィック誘導、そしてiPodの必須ツールであるiTunesやYouTubeからのアクセスアップ手法を解説します。

とくにこれからはYouTubeを上手にサイトに組み込むことができればより多くのアクセスを獲得できるみたいです。いろいろと試してみたいのですが知識がないのとヒマな時間は本を読むのが忙しくなかなか他のことに挑戦する時間の余裕がありません。始めてみればなんとかなるのでしょうが始めるまでが長いのです。

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538冊目 東京ディズニーリゾート本当は教えたくないリピーターズ裏ワザB

東京ディズニーリゾート本当は教えたくないリピーターズ裏ワザB―東京ディズニーランド&東京ディズニーシー

著者:TDR DE GO情報局

東京ディズニーリゾート本当は教えたくないリピーターズ裏ワザB―東京ディズニーランド&東京ディズニーシー

まだ数回しか行ったことのない東京ディズニーリゾート。子どもたちの楽しそうな笑顔を見ると遠いけど来てよかったなと感じる場所です。

その東京ディズニーリゾートの解説本です。せっかくの旅行であまり行く前から調べるのは好きではありませんが、ディズニーに関しては別です。調べて行かないと人の多さで人気のアトラクションに乗れないといったことがありますし、レストランでのショーなどは開園と同時にダッシュで予約しに行かないとすぐに満席になってしまいます。そこまでしなくてもと思いがちですが、ウッディーを見て嬉しそうな子どもの笑顔を見るためについ走ってしまいます。

裏ワザとして8月31日は意外と空いているそうです。夏休み中のいつ行くか悩んでいる人は31日に行ってみるといつもより多くアトラクションに乗ることができるみたいです。でも今年は日曜日なのでどうかな・・・。

びっくりするほどの情報は紹介されてはいませんがディズニーランドとディズニーシーのアトラクションなどの解説がありますので参考にしてみてもいいかもしれません。

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537冊目 臓器漂流

臓器漂流―移植医療の死角

著者:木村 良一

臓器漂流―移植医療の死角

数年前から話題になっている臓器移植の問題。患者は臓器を提供してくれるドナーを求めて中国、韓国、米国、オーストラリア、フィリピンといった国々に行っているようです。

プロレスラーのジャンボ鶴田さんも肝臓移植のためフィリピンへと渡り不幸にも手術中に亡くなってしまったようです。本のなかにはジャンボ鶴田さんの闘病生活も紹介されており悲しい結末になんともいえない気持ちになります。

臓器を求めて漂流する患者、問題は日本でのドナー不足が大きいようです。

それではどうやってドナー不足を克服すればいいのだろうか。

まずは臓器移植法の見直しである。二年前(二○○六年三月三十一日)に国会に再提出されたドナーを増やすための臓器移植法の改正案は、いまだに審議が本格的に行われず、成立の見通しは立っていない。臓器移植法の見直しは施行後、三年をめどに行われることになっていたはずなのに国会議員はほとんど何もやっていない。

糖尿病や高血圧といった生活習慣病がはびこり、その一方で総人口に占める六十五歳以上のお年寄りの割合が増え、ますます高齢社会が進む。その結果、疾病にかかる国民が増加し、移植医療を必要とする患者数も増える。それなのにドナーは足りない。患者はどうすればいいのだろうか。日本の移植医療はどうなってしまうのか。どうしようもない不安にかられる。

中国で提供される臓器は死刑因をドナーとしていることが多いと言われています。フィリピンでは貧困層の人々がお金のために臓器を売る臓器売買など、まだまだ倫理上克服するべきこともあるようです。

いろいろと難しい問題だけに専門化の意見も参考にしながら国会でよく話し合いをしてもらう必要があります。臓器移植をどのように考えるかは人それぞれさまざまですが、少なくともお金がなければ現段階ではドナーを何年もひたすら待つしか方法はないようです。

家族を含めみんなが健康にすごせることがどんなに幸せなことかあらためて実感させられる本でした。

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536冊目 デフレは終わらない

デフレは終わらない―騙されないための裏読み経済学

著者:上野 泰也

デフレは終わらない―騙されないための裏読み経済学

470冊目、「チーズの値段から未来が見える」の著者が実際の経済と報道される情報とのズレについて解説してあります。グローバル化し実体経済だけでなく証券化といった複雑きわまりない金融まで組み込まれている経済情勢を理解するのは本当に難しくなりました。

為替介入について、

まず、「効果があるのか」について考えてみる。果たして過去に、為替介入の効果があった事例はあったのだろうか。

ある。2パターンあって、1、海外の通貨当局と歩調を合わせた強調介入が成功したパターンと、2、大量の介入でいわば「力ずく」で市場の値動きを押さえ込んだパターンである。(中略)

2、の大量の介入で市場を抑え込んだパターンの事例としては、小泉純一郎内閣のもと、デフレからの脱却が政権としての政策課題の柱に据えられる中での、円高阻止を目的とした大量の円売りドル買い介入を挙げることができる。03年1月の就任時から04年3月に介入を停止するまで、当時の溝口善兵衛財務官(現島根県知事。財務官とは国際担当の財務省事務方トップ)は、累計で35兆2564億円という巨額の円売り介入を実施した。

前任者の黒田財務官は約13兆円の円売り、そのまた前のミスター円と呼ばれる榊原氏は約4000億円の円売りと同じく約4000億円の円買い介入。溝口財務官から昨年12月までの為替介入はないようなので黒田、溝口両氏の為替介入が異常のようです。この介入によって外貨準備高が1999年2463億ドルだったのが2004年には8265億円にまで増加しまています。

この情報で少し気になったことがあります。

アメリカのFF金利は2000年12月の6.5%から、2003年6月にはわずか1%にまで急激に下げられています。理由はITバブルの崩壊やテロによるものだと思いますが、ここまで下げられると余剰資金が発生します。このお金がどこに向かうのかが問題になります。

日本ではりそな銀行に総額2兆円もの公的資金が注入され実質国有化されたのが同じく2003年5月、日経平均が8000円をきるまで低下したのが2003年4月、一般的にはこの国有化が安心材料と判断され有名なハゲタカファンドをはじめとする外資勢の日本株と不動産の買いによって日経平均は反転していくことになります。

そして中国。中国は人民元の元高ドル安を抑えるために為替介入し、中国の外貨準備高も2003年から急激に増加し2008年6月にはいろいろと思惑があるようですが1兆8000億ドルにまで膨れ上がっています。(FujiSankei Business i.)

さて、何が言いたいのかというと日本と中国によって大量に保有された外貨準備高のドルはアメリカの国債などの購入資金として使われアメリカ国内に還流することになります。

またアメリカの金利の低下により運用先に困ったハゲタカファンドと外資勢は大量に日本に投資し始めますが、日本の円売り介入によって急激な円高にブレるのを防いでいたのではないでしょうか。もしこの考えが間違っていなければ日本の政府はアメリカに日本の資産を差し出していたことになります。

竹中経済担当大臣によって銀行の自己資本比率が変えられ、銀行が抱えていた不動産と株が大量に市場に放出されます。その受け皿になったのがハゲタカファンドと外資ですが為替介入してまで支援していたといった考えがもし正しければなんともバカらしくなります。

経済はあらゆることが絡み合い複雑でよく分かりませんが、いろいろな見方ができるので面白いところもあります。

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535冊目 官僚国家の崩壊

官僚国家の崩壊

著者:中川 秀直

官僚国家の崩壊

榊原氏のいうポピュリズム政治を代表する政治家、中川秀直氏が考える官僚の弊害と抵抗勢力について書いています。

さらに、福田総裁を本部長とする自民党国家戦略本部は、その先にある統治機構のあり方として、明治維新以来の中央集権から分権国家へと、大胆に転換するための構想をとりまとめている。報道ベースでは見えないところで、改革路線は堅持され、どんどん進化している。こうしていまや、自民党議員の六割は改革派なのである。

しかし、霞ヶ関を中核とする各界各層の劣化したエリートたちが形成する、見えざる抵抗勢力の複合体、すなわち「ステルス複合体」が、われわれの前に立ちはだかっているのも事実である。

小泉純一郎内閣以来続く構造改革の本質は、私流にいえば、日本のエリートを叩き直すことと新規参入を促すことに尽きる。

政策が失敗し上手く機能しなければ抵抗勢力が邪魔したから、政策が成功すれば構造改革が進んだからと、どういう状況でも自らの立場を保つことができる魔法の言葉「構造改革」。

もちろん官僚の責任もあると思いますが、なぜ官僚を国民の敵とみなしすべての責任を押し付けるのでしょうか?政治家には責任はないのか?その政治家を選んだ国民にも責任はないのか?

多分こういった意見を言うと改革を邪魔しようとする抵抗勢力だと分類され話を聞いてもらえなくなるような気がします。怖い世の中です。

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