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67冊目 オープンソースの逆襲

オープンソースの逆襲―ネット社会を変える!

著者:吉田 智子

オープンソースの逆襲―ネット社会を変える!

この一冊で難しく考えていたコンピューターの歴史が簡単に分かります。ソースコードを公開することによって、コンピューターはたくさんのハッカー(真のプログラマー)達の知的好奇心によって発展してきたそうです。

オープンソースのソフトウェアとは、多くの場合は作成者や作成企業内で秘密にされているプログラムのソースコード(設計図)が、公開されたもののことです。ソースコードとはそのソフトウェアのすべての動作が、人間にも読める形で書かれているものです。

公開されているOSの代表的なものがLinux(リナックス)で、非公開の代表的なものがマイクロソフト、Windowsです。普段我々は当然のようにWindowsを使っていますが、それが大問題だそうです。

本を読む時に期待することは、知らなかったことを知る(知識の蓄積)とか無心になって時間を過ごすとかありますが、でもたまに本で指摘されて初めて気づかされることがあります。「あっそうか、そういうことか」って感じです。

この本で改めて気づかされたのは、マイクロソフトの市場の独占です。普段何気なく使っているパソコンですが、基本OSはほとんどがWindowsになっています。これは消費者の選択権が少ないということで、知らずに高い値段を払わされている可能性もあります。

95年以降、マイクロソフトはかなり強引なやり方でIE(インターネットエクスプローラー)を普及させ、Windowsで世界中を席巻しました。その結果いろいろな弊害が現在出てきているようです。

1. OSの選択権が少ない
2. 値段が高い
3. 学生がプログラム言語を学ばない
4. 情報がマイクロソフトに集まる

特に著者は学生がプログラム言語を学ぶことよりも、ワードやエクセルの使い方だけにしか注意を向けないことを危惧しています。

グーグルもマイクロソフトもセカンドライフもみんなプログラム言語を学習し発展させ、新しいシステムを構築し、現在の大企業にまで成長しました。世の中をコンピューターが必要な社会へと変えたのです。

しかし、ネット社会は一極集中的な群集行動を引き起こす危険性があるそうです。

そして我々日本人に必要なメディアリテラシーについて、

メディアリテラシーとは、一般的に、メディアから発信された情報を受け取る際に、その情報は信頼できるかどうかの判断や、その情報を発信した側にはどのような意図・目的があるかなどの背景を批判的に読み取る力のことだと定義されています。つまり、情報を評価・識別する能力のことだと言えます。

著者はもっとオープンソースを利用し、情報教育をすることの必要性を訴えています。そうすれば多様化したネット社会が構築できる可能性があるからだと思います。

追加 

各章の終わりにそれぞれにラーメンを使い、オープンソースについての例え話があります。実際の企業をアルファベットによって表していると思われるんですが、いったい赤い帽子の男って誰なのでしょうか?気になります。

誰か本を読んで分かった人がいたら教えてください。お願いします。

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