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293冊目 カミングアウト・レターズ

カミングアウト・レターズ

著者:砂川秀樹

カミングアウト・レターズ

同姓が好きなことをカミングアウトする手紙が本になっています。親子間であったり、先生と生徒の間で手紙のやりとりをしています。

自分が同姓を好きであることに気づいた子どもたちが抱える孤独感は、「異性愛が当たりまえ」な家庭のなかで、自分のその思いが家族と分かちあえないものだと感じることから始まります。「これは話してはいけないこと」「わかってもらえるわけがない」と思い、自分のありように、ひとり悩むのです。

今まで周辺に同姓を好きな人がいなかったので、意識したことなど一度もありませんでした。それだけにいろいろと勘違いをしていることもたくさんあったようです。例えば、異性のことが好きな人は、ノーマルではなくヘテロセクシャルと言うそうです。ノーマルと答えると差別にあたり傷付けていることになるのかもしれません。

またゲイやレズビアンと性同一性障害はまったく違うことのようです。

ゲイ/レズビアンとは、自分とおなじ性別の人を性的対象とする人のことで、性同一性障害とは、もともとの体の性別と自分の性の認識(性自認)が一致しない状態を指す。

それ以外にもゲイやレズビアンのカップルは「男役」、「女役」にはっきりと分かれていると勘違いされているけれども、必ずしもそういうわけではないそうです。

ただ自分が気づかないだけで、周りにゲイやレズビアンの人たちはいたのかもしれません。カミングアウトするということはまだまだ社会で受け入れられるような環境ではないみたいです。

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