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335冊目 筆跡事件ファイル―筆跡鑑定人が事件の謎をとく

筆跡事件ファイル―筆跡鑑定人が事件の謎をとく

著者:根本 寛

筆跡事件ファイル―筆跡鑑定人が事件の謎をとく

指紋、目撃証拠、DNA鑑定など事件を解決する手段はたくさんありますが、筆跡心理学という理論から人物像をプロファイリングし犯罪事件を推測することもできるようです。裁判や事件とは自分は無関係だと考えていた人がとんでもないトラブルに巻き込まれる現代社会だそうです。

民事裁判の目的は「正義や真実」の追求ではない。裁判所としては「私的紛争」を効率的に解決すればよいのであって、当事者に代わって積極的に正義を追求してくれるわけではない。だから、正しい者が勝てるという保証はなく、自分の正しさは自分で証明しなければならないのだ。複雑な現代社会は、いわば、ジャングルである。ジャングル社会を生き抜く上で、筆跡鑑定の実際を知っておくことは大事なリスクマネジメントでもある。

民事裁判での裁判所という立場はどちらが正しいのかを証明してくれる所でなく、裁判官を代表に、あらゆる人を納得させることができる証拠を提示したほうが有利になる場所のようです。自分は正しいからと訴えられても何も行動しなければ100%裁判に負けてしまいます。

今までは訴えることも訴えられることもなく生活できましたが、これからの時代はいつ、そういったトラブルに遭遇するか分かりません。そういった意味でいろいろと知識防衛する必要がありそうです。

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