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2008年10月

670冊目 「公文式・読み聞かせ・バイオリン」で子どもは天才に育つ!

「公文式・読み聞かせ・バイオリン」で子どもは天才に育つ!

著者:田中 勝博

「公文式・読み聞かせ・バイオリン」で子どもは天才に育つ!

タイトルにある三つのことだけで天才になるとは思いませんが、書かれている内容には納得させられることが多々あります。

著者のお子さんは10歳でイギリスの寄宿学校に入学し、その後オックスフォード大学を成績優秀者上位5%で卒業、現在は医師を目指しているようです。輝かしいばかりの経歴です。

10歳ぐらいまでに自ら勉強に取り組む習慣を身につけた子どもは、中学・高校の進学に際して「学びたい学校」を選び、大学進学に際して「学びたい学問」を選び、それぞれに入学するための勉強と、入学後の勉強を自分ですすんでやるものです。

反対に、10歳ぐらいまでにそういう習慣を身につけられなかった子どもは、その後そういった習慣はなかなか身につきません。だから勉強が苦手になり、受験に際して、せいぜい予備校や塾で無理やり知識を頭に詰め込むしかないのです。

10歳という年齢設定に科学的な根拠はありませんが、これでも甘い設定だと思います。本心では、5〜6歳までに決まってしまうと考えていますし、ここができていれば、後は放っておいても子どもは勝手に勉強します。

確かに自分が子どもの頃、勉強できる子たちはすすんで自ら勉強をする習慣ができていたように思います。習慣こそが大切な要素であり、子どものやる気をいかに育てることができるかが親の役割の一つかもしれません。

この本では著者が実践してきた自らの体験がいろいろと紹介されており、まだ10歳以下のお子さんがいる親御さんは読んでみると参考になると思います。

子どもの才能を潰さないよう、出来るだけ親が邪魔しないよう心がけることが必要かもしれません。

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669冊目 トンデモ中国 真実は路地裏にあり

トンデモ中国 真実は路地裏にあり

著者:宮崎正弘

トンデモ中国 真実は路地裏にあり

中国の専門家といえば著者を思いうかべます。その著者が中国のいろいろな場所に取材に行き、そこで感じたことやその場所の歴史についてなど解説してあります。近いようで遠い中国だけに中国に興味があり、旅行などを考えている人にも参考になると思います。

ここ数年で大発展しているマカオについて、

返還前までマカオ経済を牛耳っていたのはスタンレー・ホー一族だった。唯一公認されてきたカジノ設備のあるリスボア・ホテルの経営者として知られるが、このホー一族の実態はこれまた謎のまま深く追求されたことはなかった。

第一の変化。マカオの博打ビジネスは本場ラスベガスを抜いて世界一になったこと。06年は52億ドルでラスベガスと並び、06年は68億ドル!(同年のベガスは65億ドル)。07年は堂々の100億ドルを突破、もちろん世界一だ。(中略)


スタンレー・ホーの旗艦企業はSJM(ソシエダージ・デ・ジョゴス・デ・マカオ)。このSJM社のシェアは55%に激減した。進出してきた欧米勢が残りのシェアをかっさらったわけで、前述のようにベガスの御三家はスティーブ・ウィン率いる「ウィン」グループ、「MGM・ミラージュ」を率いるカーク・カーコリアン(この男は乗っ取り屋としても知られる)、そしてシェルダン・エーデルソンが率いる「サンズ」グループが進出した。

この新興勢力と合弁を組んだのが香港の大手ギャラクシー社や映画俳優のジャッキー・チェンだった。

2005年の年末にある証券会社のマカオファンドに投資しようかと悩んだことがありました。ですが成功報酬の20%と信託料が年間1.5%ほどかかるようなのでやめたことがあります。今現在、そのファンドがどのぐらいの利回りで運営されているかは公表されていないので分かりませんが、今考えると投資していてもよかったのかなと思うことがたまにあります。

著者によると中国人は自国の通貨や政権を信頼しておらず、株式投資やギャンブルが大好きな民族みたいですが最近の金融市場の下落によって相当な損害を被っていると思われます。

これからも中国経済が発展するかどうかは難しい状況です。アメリカ経済と中国経済が冷え込んでしまうと、その両国に輸出を頼っている日本経済も必然的に冷え込む可能性が高いです。

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668冊目 専業主婦の私が1億円社長、ダンナが専務!―

専業主婦の私が1億円社長、ダンナが専務!―カリスマ大家さんが明かす「新・夫婦起業」のススメ

著者:鈴木 ゆり子

専業主婦の私が1億円社長、ダンナが専務!―カリスマ大家さんが明かす「新・夫婦起業」のススメ


わずか10年で総資産5億円、年収1億円にまでに成功した著者がアパート経営について書いています。競売などで安く仕入れたボロ物件をリフォームなどで手直しをして貸すことにより平均利回り20%を成し遂げてきたようです。

著者の溢れんばかりのおばちゃんパワーで数々の難問もクリアーしてきたようです。たとえ競売で購入した物件に占有者がいてもまったく気にならないようで、何とかお互いが納得すし幸せになる方法を探すそうです。

誰もがいいと思う物件は高いので、購入すれば当然、利回りは低くなります。だから買いません。

でも古い、日当たりが悪いなど欠点のある物件なら安く買えます。その欠点を掃除とリフォームで、どこまで価値を上げられるかという点を大切にしています。(中略)


うちでは、夫がリフォームを担当してくれています。

どのくらいのリフォームが必要かは、それぞれの部屋の状態によって違ってきますが、アパートの場合、1室当たり40万〜100万程度。それが部屋数分かかります。

自分でやった場合、材料代だけですみます。1室10万円程度で、総額数百万円の差になります。


理論上は単純なのですがこれがなかなかできません。著者も、最初は掃除などを専門業者などに頼んでいたようですが、ある日その様子をみていて自分にもできそうだと思ったらその業者さんでパートとして働きやり方を学んだそうです。

現在、大家さんの人も、不動産投資を考えている人も、また夫婦関係についても、著者なりの面白い視点で書かれているので参考になると思います。

特に長年連れ添ってきて熟年離婚などを考えている人は一度読んでみて夫婦関係を考えなおしてみるといいかもしれません。

追記

産経ニュース

 パナソニックが28日発表した平成20年9月中間連結決算(米国会計基準)は、最終利益が前年同期比22%増の1284億円となり、23年ぶりに過去最高益を更新した。本業のもうけを示す営業利益も4%増の2281億円となった。白物家電薄型テレビの販売増に加え、全社横断で取り組んだコスト削減が奏功し、円高などの逆風をしのいだ。(中略)

パナソニックは為替相場が対ユーロで1円の円高が16億円、対ドルで28億円の減益要因となる。今後も円高傾向が続けば、コスト削減などの取り組みだけでなく、「売り上げ増加がないと(マイナス分を)補いきれない」(上野山取締役)という。今後は「不振事業の見直し」(大坪社長)を含めた対策も検討するが、当面、年末商戦が業績を大きく左右することになる。

さすが天下のパナソニック!ちょっと明るい話題です。それでも来年の決算予想はまだ分からないようですが、なんとかがんばってもらいたいものです。

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667冊目 東大生が選んだ勉強法

東大生が選んだ勉強法

著者:東大家庭教師友の会

東大生が選んだ勉強法


受験勉強のプロ、東大生が自らの勉強で体得したやり方をいろいろと紹介してあります。記憶術、ノート術、本の読み方、時間の使い方、そして一番大事な勉強を続ける技術などが主な内容です。

英単語などの暗記は眠いときにするという勉強法もあるようです。

「英単語の暗記は、いらない紙の裏に繰り返し何度も書いて覚え込むというのが僕のやり方ですが、こういった作業的なことは、思考力を使わないでもすむ。それなら、まだ脳の働きが良い内はほかのことをした方が効率がいい。一日の勉強時間と、やるべき教科の時間配分を考えると、眠いときに暗記ものをやる計算になるんです。」

たとえ眠ってしまっても単語を少しでも覚えられたからかまわないといった気楽な気持ちでやると意外といいそうです。朝おきてすぐに確認するとより効果的に単語を覚えることができるかもしれません。

それぞれ参考になることもありますが、結局自分にあった勉強法を開拓していくのが最善のような気がしました。しかし、受験勉強にすでに疲れていて、スランプに陥っているようでしたら勉強法のヒントが見つかるかもしれないので読んでみるといいかもしれません。

勉強することが当たり前のように習慣となれば最強だと思いますがそれがなかなかできないのが現実です。

追記

Bloomberg)

債券ファンド最大手、米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)の共同投資責任者、ビル・グロス氏=写真(ブルームバーグ)=は、経済専門チャンネルCNBCで、S&P500種株価指数は今年に入り40%下落しており、米国株式相場が反発する時期は「近い」との見方を示した。

少し下がりすぎのような気がする株式市場。ちょっと期待したくなるような記事です。

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666冊目 「運用立国」で日本は大繁栄する

「運用立国」で日本は大繁栄する

著者:澤上 篤人

「運用立国」で日本は大繁栄する


著者は有名な澤上ファンドの創設者です。まさか著者もこの本を書いた時はここまでの株価大暴落と金融不安を予想していなかったと思います。こんな状況でもここに書かれていることが適用されるのかどうかは難しいと思いますが、基本的には株価が暴落した時に仕込んでおくのが著者のやり方のようなので今着々と株を買っているのかもしれません。

みんなが売っている時に企業の株を買って応援する。まさに理想的な理論であり日本国民が眠らしている個人資産、1500兆円を使って株価を押し上げようというのがこの本の主旨です。

とにかく、個人マネーを長期の株式投資に向けて動かすことだ。動けば動いただけ経済活動が活発となり、景気はどんどん良くなる。もちろん国民全般の所得増加にもつながるし、個人消費も拡大する。(中略)

この好循環を続けていけば、東京株式市場の時価総額が800兆円、1000兆円と膨れ上がっていくと想定するのは、そう突飛な話でもないだろう。それほど個人マネーの潜在的なパワーは計り知れないものがある。

なにしろ、1490兆円の個人金融資産でたったの5.1%、つまり76兆円しか株式投資に向かっていない。これが米国のように20数%が株式投資に向かう時代ともなれば、単純に計算して400兆円近くが株式市場に流れ込むことになる。それだけでも、東証の時価総額は軽く800兆円を超える。


素晴らしいアイディアです。本当にここに書かれているようになるのならば、政府が導く必要があるようにも思われます。ただ現実は外国人投資家の動きによって日経平均は一喜一憂し、アメリカの金融不安によって毎日乱高下の状態です。

これだけグローバル社会によって世界が繋がると、なかなか日本が世界の株式市場を牽引するだけの主導権を握ることは歴史的にも、民族的にも難しいものがあるような気がします。もし出来れば世界のリーダー的存在へとなれるかもしれませんが、アメリカ様がウンとは言わないのではないでしょうか?

「貯蓄から投資へ」という流れのなかで日本の個人マネーの投資先はほとんどが中国やインドの新興国やアメリカなどの外国が主だったと思います。そしてその結果は現在かなり悲惨な状況となっています。

今後の日本の行方のすべてはアメリカ様の言うとおりに・・・

追記

NIKKEI NET)

世界全体の株式時価総額が急減している。前週末は31兆ドル(約3000兆円)となり、昨年10月末のピークに比べて半減した。1年間で約3000兆円が目減りした。世界景気が予想を上回るスピードで悪化するとの懸念からマネーの株式離れに拍車がかかっており、先進国から新興国まで株安が加速している。急激な株価の下落が消費や投資の減少を通じて実体経済を一段と冷え込ませる可能性が強まっている。

東証800兆円が現実となれば確実に世界のリーダーです。それからさわかみファンドの基準価格は8,872円です。(さわかみ投信株式会社)判断はご自身でお願いします。

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665冊目 松本人志の怒り 青版

松本人志の怒り 青版

著者:松本 人志

松本人志の怒り 青版

赤版と青版を横に並べてみると見事に松本人志氏の顔が一つになるようにデザインされています。よく二冊も本になるほど怒るような事があったなと感心してしまいます。

さてSとMの話ですが青版でもでてきます。

みのさんねー、ボク、「朝ズバッ!」は時々見ているんですけど、ひとつだけやめてほしいことがあるんです。

それは、「われわれ庶民は〜」と、みのさんがことあるごとに口にすることなんですね。税金で苦しめられる話の時など、必ず「われわれ庶民は〜」と言うんですが、いやいや、それはないやろ(笑)

(中略)

あの人も、よく知らないけど、ほんとにドSでしょ(笑)。浜田もそうなんですけど、デリカシーがないんです。だから場を仕切れるんです。(中略)

ピンで仕切れる人は、基本、みんなSです。アナウンサーはSのほうがいいのかなぁ。「仕切り」ってどこかサディスティックですから。(中略)


間をはしょりますけど、結局のところMの勝ちなんです。Mにいわせれば「Sをさせてやっている」んです。

司会を上手にこなす人はドSだそうです。しかし最終的に勝つのはM。なんだか複雑すぎて分からなくなってきますが「Sをさせてやっている」というのは的をえた意見です。

他にもいろいろな怒りが書かれています。天才の目から見た視点と自分が感じたことを比較してみると面白いかも。

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664冊目 松本人志の怒り 赤版

松本人志の怒り 赤版

著者:松本 人志

松本人志の怒り 赤版


天才芸人、松本人志氏。その著者がいろいろなことに怒っています。どうでもいいようなことから「へぇ〜なるほど」と思ってしまうことまで幅広く書かれています。結構下ネタが多い気がします。

SとMについて、

「ドS」「ドM」はボクのつくった言葉ですから!気軽に「ド○」という言い方を使ってほしくないですね。だってみんな、「ドS」がなんたるか、「ドM」がなんたるかを全然わかってないですもん。

「私はドMだから、彼氏はドSがいいの」とか平気で言いますから。そんな単純な問題じゃないんですよ(怒)。


Sの対極にMがあるように思ってるでしょ?全然違いますね。Sはね、Mの「内」にあるんですよ。SはMの一部です。

それをSはわかってない。

MはSの浅い幼稚な発想は理解できるんですけど、SにはMの深い気持ちなんかわからないんです。(中略)


Sは所詮、Mに呑まれてるんです。(中略)

ともかく、最強のドMはドSでもあるんです。超悪魔は天使で、超天使は悪魔ですから。表裏一体であることは確かです。


さすが天才と呼ばれる著者だけあって変に納得してしまいました。言われてみれば当てはまるような事例がたくさんあるような気がします。

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663冊目 日本のお金持ち妻研究

日本のお金持ち妻研究

著者:森 剛志,小林 淑恵

日本のお金持ち妻研究

タイトルを見ると、いろいろなお金持ち妻にインタビューなどをして、内容をまとめた本なのかなと思っていたら、さまざまな文献などから学問的に分析した本でした。

本書は日本の富裕層、上流階級について物見高さからではなく、しかも「お金持ちの妻」になるための方法といった視点から書かれたものではない。富裕層の妻たちの生き方や考え方、さらには、その背後にある制度的側面を系統的、かつ学問的に解明することが最大の目的である。

ちょっと難しすぎました。データもたくさんでてきますので、真剣に勉強しようと思う人には参考になるのではないかなと思います。

もう少しくだけた内容の方が自分にとってはよかったです。

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662冊目 「胃がん」「肺がん」「乳がん」「大腸がん」

NHKきょうの健康 患者さんの疑問に答える「胃がん」「肺がん」「乳がん」「大腸がん」(AC MOOK NHKきょうの健康Q&A) (AC MOOK NHKきょうの健康Q&A)

著者:「きょうの健康」番組制作班

NHKきょうの健康 患者さんの疑問に答える「胃がん」「肺がん」「乳がん」「大腸がん」(AC MOOK NHKきょうの健康Q&A) (AC MOOK NHKきょうの健康Q&A)

父が「腎臓がん」、祖父が「胃がんと大腸がん」、そして祖母が「乳がん」とかなりの「がん」家系なので先日、とうとうがん保険の契約をしてきました。

この本では日本人の死因第一位の「がん」についての最新の治療法や病気についての情報などを紹介してあります。

今、日本で死亡者数が一番多いがんは肺がんです。新たに肺がんが見つかる患者さんは、年間6万人を超えています。

しかも残念なことに、その半数以上の方は、肺がんが進行した状態で見つかるのです。

肺がんの死亡率が高いのは、発見が遅れることにも原因があると言えます。

早期の肺がんは、一般に自覚症状がほとんどありません。


男性に一番多いがんは「胃がん」、毎年10万人が発見されており増加傾向の「大腸がん」とほぼ同数のようです。「乳がんは」年間で4万人が発症、女性にとってはもっとも怖い病気です。

日本の医療はどんどん進歩しておりとくにこれから注目されるのが「薬物療法」や「放射線療法」ではないでしょうか。

どの「がん」でも重要なのがやっぱり早期発見。早期発見できれば治る可能性も高まるようです。テレビでやっていましたが最近は「がん」を臭いで見つけるといった研究もしているようです。

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661冊目 はじめて資産運用をまなぶ本

はじめて資産運用をまなぶ本

著者:村上 正人

はじめて資産運用をまなぶ本


投資信託のセミナーなどに行くとよく価格の上下はただのブレだから長期投資を考えているのならばまったく問題ないと教えてくれます。果たしてここ最近の日経平均1000円規模のボラティリティーもブレで片付けられるだけの気持ちの余裕が講師の人達にあるのかどうか確認してみたい気分です。

この本では資産運用とはどういったものなのか、また政府の「貯蓄から投資へ」といったことがこれからの日本経済にどう影響してくるのかなどについても解説してあります。

働き手が減ることは、経済規模やその成長にマイナスの影響を与える大きな要因となりますが、政府は人口減少の中でもイノベーションによる生産性の向上によって、「新しい成長」の実現を企図しています。その実現のために、政府は「ヒト(人財力)、モノ(生産手段、インフラ)、カネ(金融)、ワザ(技術)、チエ(経営力)」の5項目にわたってさまざまな前提条件を抽出して、その整備を進めていこうとしています。(中略)

その「カネ(金融)」の面では、個人の1,500兆円の金融資産から、リスクマネーとしての供給の活性化が行われることが、重要な成長のための資源として期待されています。これが「貯蓄から投資へ」のスローガンの背景にあることです。

このとき、個人のセクターがリスクマネーを提供しなかったら、そのセクターがわが国の発展のための原資を供給していくのでしょうか。

書いてあることは正しいのですがせっかく買った株価が半値以下まで下がってしまうと冷静ではいられないのが普通です。いくら日本の経済成長に関係しているのだと言われてもなかなかなけなしのお金をリスクマネーに提供するのは勇気がいります。

勉強して資産運用とはどういったものなのか、またアメリカのギャンブル市場が崩壊した今、これから着実にアメリカ経済が復活していくのかどうかをよく見極めてから株式投資をはじめてみてもいいと思います。ただそれを見極めるのが一番難しいのですが・・・。

分からなければ単純にみんなが下がると思ったら買いという考え方もあります。

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660冊目 勃発!エネルギー資源争奪戦

勃発!エネルギー資源争奪戦―熾烈化する「新興国VS先進国」資源外交の行方

著者:ダイヤモンド社

勃発!エネルギー資源争奪戦―熾烈化する「新興国VS先進国」資源外交の行方

とうとう日経平均が8000円を割って7649円で取引終了です。直近の下値抵抗線を割りまた急激な円高によって夜間取引でも下落しているようです。日経平均が1万円を割ってからここまでがあまりにも早い気がします。

各国の首脳もなすすべがないような状況ですが来月の金融サミットで何か有効な対策がとられることを祈るばかりです。その金融サミットにサウジアラビアのアブドラ国王陛下も出席の意向とのことなのでオイルマネーに期待したいものです。

さて本題ですが金融市場の崩壊によって絶好調だった商品先物までどんどん下落している状況です。(フジフューチャーズ 終値一覧)この本が書かれた時には需要が供給よりも多かったものが金融市場の暴落と実体経済の低迷によって1バレル150ドル近くまで高騰した原油も今では60ドル近辺まで下落しました。

今はスピードが求められる時代というのは認識していましたがわずか1,2ヶ月でここまで様変わりするとは誰も予想していなかったのではないでしょうか?

この本ではこれから中国をはじめブラジルなどの新興国が経済成長とともに資源をたくさん使うようになり世界中で資源の争奪戦が始まりますよ、といった内容なのですが、実体経済が低迷してしまうとそこまでし烈な争奪戦にはならないような気がします。

いま最も注目されている原子力発電について、

原子力発電に関わっているのは電力会社、商社などの燃料ビジネス企業、原子力発電プラントを手がけるメーカーだけではない。とくに原子力発電プラントではさまざまな機器、部品、施設が必要となっているためだ。原子炉など主要な部分についてはメーカーやその関連企業が製造し、その他の機器部材は協力企業に発注することが多い。(中略)

なかにはここでしか作れないといった優れた企業もある。世界唯一の鉄の超大型鍛造品メーカーである日本製鋼所だ。大型の圧力容器や蒸気タービンの一体型ローターシャフトなどは、この会社の室蘭製作所でしか作ることができない。世界の原子炉市場を支配する3つのグループとも、日本製鋼所の力なくしては原子炉が造れないのだ。いわば世界の原子炉の数を決めているのはこの日本製鋼所だと言ってもおかしくない存在になっている。

日本にはこのような素晴らしい技術をもった企業がたくさんあるようです。これから景気後退が全世界に広がっていきそうですが逆に日本独自の技術によってリードすることができるかもしれません。

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659冊目 新版 ハローワーク150%トコトン活用術

新版 ハローワーク150%トコトン活用術 (DO BOOKS) (DO BOOKS)

著者:日向咲嗣


いまのところリストラの対象にもなっていないようなのでハローワークに行く必要性を感じたことはないのですが、これからいつお世話になるか分からない時代なので今後の為に読んでみました。

ハローワークで紹介してもらう前に確認しておいた方がいいのが面接を受けようとする会社の離職率。

ハロワに限らず求人誌でも注意したいのが異常に離職率の高い会社。早い話が、ノルマがキツかったり、労働条件が劣悪だったり、ワンマン社長が好き勝手していたりして、入社するそばから社員が辞めていく“ヤバい会社”ですね。(中略)

「ココってヤバい会社ですか?」と聞いても、職員は、たとえ知っていたとしても、立場上「そうです」とは答えてくれません。


ところが、少し聞き方を変えるだけで、簡単にヤバい会社かどうかを見分けることができるんです。

それは「過去の求人履歴は?」と聞くことです。


ハロワには求人企業の過去のデータが残っていますから、過去1年間にハロワに何回求人と出して、そのたびに何人採用したかまでを聞いておくわけです。

ハローワークの求人は常時50〜60万件も登録されているようで日本全国どこのハローワークからでも検索可能だそうです。これだけの数の求人は民間ではもちろんないようですが求人の種類もいろいろのようです。

ハローワークの上手な利用のしかたや失業保険を貰うための裏技なども紹介してあり知っているのと知らないのとでは結果が大きく変わってきます。

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658冊目 医療保険のことがなんでもわかる本

医療保険のことがなんでもわかる本

著者:井戸 美枝

医療保険のことがなんでもわかる本

世界でも類を見ないほど素晴らしい制度の国民皆保険。ただその制度も医師や看護士の過重労働でかろうじて支えられているだけで、いろいろなところで弊害がでてきています。このままいけば医療制度自体がイギリスやアメリカのような制度へと転換させられる可能性もあります。そうならないようにする為にも、現状の医療制度や問題などを認識して解決するよう努力する必要があるのかもしれません。

国民健康保険組合を含めた国民健康保険の保険者数は1,983ですが、加入者数は5,127万人と最も多いです。次いで、政府管掌健康保険が3,594万人、組合管掌健康保険が3,047万人(保険者数1,541)、共済組合が944万人(保険者数76)となっています。

そして、平成20年4月にスタートした「長寿医療制度」の保険者数は、都道府県の広域連合であることから47、加入者数は見込みで約1,300万人です。


国民健康保険と政府管掌健康保険をあわせると約8700万人。かなりの数が国に頼っている状況です。

ただ企業自体で運営している組合管掌健康保険も西濃運輸に代表されるようにこれからますます解散するところも増えていくでしょうからほとんど国の財政に頼るしかないというのが現状だと思います。

医療制度のことが詳しく解説してありますので疑問に思うことがあれば読んでみると参考になると思います。

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657冊目 ゲームクリエイターになりたい人の本

ゲームクリエイターになりたい人の本―ゲーム業界で働きたい!

著者:成美堂出版編集部

ゲームクリエイターになりたい人の本―ゲーム業界で働きたい!

結構ゲームは好きなのですがこの本で紹介されているトップクリエイターの7人が作ったゲームはしたことがありませんでした。

この7人にゲームクリエイターとはどういった仕事なのかをインタビューしています。それぞれの人が個性的で魅力的な人たちです。

岡本吉起(株式会社ゲームリパブリック)

まあ、いつ自分の人生が終わってもいいように、後悔のないように生きていればいいんです。全力で生きてれば後悔はしません。そうやって死に物狂いの努力を続けてれば、人は絶対に変わります。1ミリずつ前進するかもしれないし、今日は変わらなくても、明日には50センチ進むかもしれない。才能っていうのは努力を続けることなんだよって僕はいつも言ってますが、努力を続けていれば絶対に何かある。絶対に何かが変わる。だから、その地道な努力だけは僕自身、絶対に怠る気はないですし、若い人たちにも怠ってほしくないですね。

ゲームに興味がある人もない人も読んでみるといいと思います。トップを走っている人の意見は読んでいて参考になるような気がします。

クリエイターになる10のキーワード

1. 興味を持つ
2. 考える
3. 行動する
4. 人
5. 個性
6. エネルギー

7. コミュニケーション
8. 楽しむ、楽しませる
9. 客観性
10. 努力


これらの要素は別にクリエイターではなくてもどんな職業でも必要なことです。

現在、ハードでもソフトでも任天堂の独走状態です。なんとかソニーにがんばってもらいたいと思っていますが、復活のきっかけは来年発売予定のファイナルファンタジーの新作といったところでしょうか。

ここで紹介されているトップクリエイターの人たちがプレステのためにキラーソフトを作ってくれると面白くなるのですが・・・。

追記

FujiSankei Business i)

世界的な金融危機、建設・不動産不況、地方経済の疲弊…。次々と押し寄せる荒波に翻弄(ほんろう)され、多くの地方銀行が苦境に陥っている。2008年9月中間連結決算の業績予想を下方修正した地銀は上場87行の半分以上に上り、うち10行以上が最終損益で赤字に転落した。地域経済の“血流”を担う地銀の不振は中小企業向け融資で「貸し渋り」を招くことも考えられ、日本経済全体をむしばみかねない。

だんだんと中小企業への貸し渋りが深刻化しているようですが、地方銀行にももはや融資するだけの余裕がなくなってきたようです。このままだと地方経済へのダメージは想像以上に大きなものへとなりそうな気配さえでてきました。

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656冊目 一番になる人

一番になる人

著者:つんく♂

一番になる人

今までの人生のなかで一番になるということにこだわったことは一度もありませんでした。しかし自分に自信をつける意味でも何でもいいから一番になるように努力することは大切だったんだとこの本を読んであらためて感じました。

シャ乱Qとしてミリオンヒットを出し、その後はモーニング娘をプロデュースしてまたまた数々のミリオンヒットを創出した著者が一番とはどういうことかについて書いてあります。

僕たちのビジネスは、つねに次に何がヒットするかを想定して仕事をしなくてはいけない。そのためには、ヒットするかどうかの兆し、かすかな「匂い」を敏感にキャッチして次の対策を練る必要があります。(中略)

僕らの業界でいえば、ヒット商品を出したかったら、高校一年生のふつうの女の子たちをどうつかまえるかが勝負です。でも、それはヒットの兆しが見えてからの話で、ほんとうの意味で大事なのは、クラスに一人か二人しかいない、おしゃれな中学二年生の女の子をどうつかまえるか、なのです。(中略)

だから、おしゃれな中学二年生の感性をもっている人は大ヒット作品をつくれる可能性をもっているのです。


流行は女子高生が作りだすとばかり思っていましたが違うようです。この中学二年生ごろというのは非常に重要な時期のようです。夜回り組長と呼ばれる石原伸司氏も中学二年生ごろから非行にはしるかどうかが決まると本に書いてありました。(652冊目 逢えてよかった

著者も実はある時期までなかなか一番になることができなかったようです。しかしなぜ一番になることができないのかを詳しく分析し一番になる行動を起こすことによって一番になることができるようになったそうです。

なんでもいいから一番になる。一番になることの喜びを味わうことでますます自分を成長させることができる。そして成功体験を積み重ねる。その繰り返しが大事なようです。

著者の自伝というよりも自己啓発的な本で面白かったです。

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655冊目 ビジネスマンのための「解決力」養成講座

ビジネスマンのための「解決力」養成講座 (ディスカヴァー携書 (025))

著者:小宮 一慶

ビジネスマンのための「解決力」養成講座 (ディスカヴァー携書 (025))


経営というのは本当に難しくいろいろな問題が次から次へと出てくるのでしょうけど、その問題をどうやって解決していくのかが会社の存続に関わるほど重要になってきます。この本ではその問題を解決するためのさまざまなツールを使った方法が解説してあります。

ですから、本書では、

1 問題解決の手法やフレームワークをそれを使う事例を交えて紹介し、理解していただく

とともに、

2 論理的思考力を鍛える


ということに重点を置いています。

著者は経営コンサルタントとして活躍されており、日々さまざまな問題と直面しているそうです。この本を読んでそのコンサルタント業務で使われるツールを使って実際の問題を解決するのにはそれなりの訓練が必要だと思います。

少し難しい用語なども出てきますがじっくり読んで自分のものにできればかなりスキルアップしているのではないでしょうか。

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654冊目 ベンツを買って丸ビルに行け!~

ベンツを買って丸ビルに行け!~銀行から100億円引っ張った元銀行員が教える!裏経済学~

著者:小堺桂悦郎

ベンツを買って丸ビルに行け!~銀行から100億円引っ張った元銀行員が教える!裏経済学~


中小企業の社長の話を使って経営に関する情報が紹介されています。

本書で紹介するのは、

「借金だらけの中小企業の社長が成功する物語」です。

しかし、単なる中小企業経営者の話ではありません。

涙あり笑いありの物語を通じて、

• 金融

会計
• 税金
• 不動産
• マーケティング
• 経営
• マネジメント

というったものが身につくようになっています。


債務や減価償却や銀行に関する話などが具体的に紹介されていますが、今最も重要なのは銀行からいかにして融資してもらうかといったことではないでしょうか?

サブプライムローンの損金処理によって中小企業への貸し渋りがニュースになっています。これからどんどん倒産へと追い込まれる中小企業が増えそうです。大手銀行も目先の利益を渇望して何千億円もサブプライムローン関連に投資するぐらいなら日本の中小企業に融資してくれていたらいいのにとつくづく思います。もし失敗しても同じ損金ならその方が余程日本経済が活性化します。

政府レベルでの対処方法を考えないと大変なことになりそうです。ここ数年本を読んでいても明るい情報がないのが残念でなりません。

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653冊目 世界一利益に直結する「ウラ」経営学

世界一利益に直結する「ウラ」経営学

著者:日垣 隆,岡本 吏郎

世界一利益に直結する「ウラ」経営学


世界恐慌に突入しそうなぐらい株式市場が暴落しています。この暴落で中小企業だけでなく大企業までもが危ない状況になってきました。これから本格的に不景気となりそうな様相でいかに利益をあげるのかといったことが重要になってきます。

この本では利益や経営について二人の対談方式で書かれています。簡単に利益を上げようと思えば単価を上げてしまえばいいそうです。単価が高ければ高いだけに何かあるはずだと感じて買ってくれる人もいるようです。

花畑牧場の生キャラメルなんかがいい例のような気がします。生キャラメルは最初に約15%の利益率を確保するところから価格設定がされているようなので高価格になっています。636冊目 田中義剛の足し算経営革命

ざっくり言って、物書きというのは明治以来、印税と原稿料しかないわけです。あとは出演料とか講演料とかアルバイト的なものはありますけれど、基本は印税がかけ算で原稿料が足し算です。あとはここ10年くらいでネットが出てきたので、自らメディアを持つとか、自ら原稿を複写して販売することで、在庫なしに利益率95パーセントを確保する、みたいなものもできるようにはなった。

物書きの稼ぎ口は大きく分けてその3つです。でも、印税と原稿料だけでやっている人は、よほどの売れっ子か、もともとの資産家でもない限り、10年後はきっと消えていると思います。

どこも大変なようですが、この利益率95%をたたきだすネットというのはやはり凄いです。ネットを有効活用することができればサラリーマンにもまだまだチャンスはあるかもしれません。

顧客が減るのを怖れずに思い切って単価を上げてみる。商品にそれだけの価値があればお客も買ってくれ利益率も十分確保できると、いいことばかりの状況へとステップアップすることができるようです。

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652冊目 逢えてよかった

逢えてよかった―夜回り組長にココロを預けた少女たちのホンネ

著者:石原 伸司

逢えてよかった―夜回り組長にココロを預けた少女たちのホンネ


著者は元広域暴力団の組長であり、渋谷などの繁華街を夜回りながら徘徊している未成年の相談にのっています。経歴は極道生活50年、ムショ暮らし30年だそうです。著者の前作「歌舞伎町のシャブ女王」(263冊目)はあまりにも壮絶な内容で読んでいて疲れてしまいましたがこの本ではもう少しソフトな話が多いので大丈夫です。

作家業が軌道に乗ってきた頃、人生を変えるような出会いがあった。近所のコンビニで怒鳴りつけたことのある少女に偶然再会し、「あの時は叱ってくれてありがとう」と礼を言われたのだ。彼女の笑顔が、私の中の何かを目覚めさせた。自分はこんな役にも立てる。これまでさんざん悪事をやってきたのだから、これからの人生は非行少年少女の更生に費やそう。そう心に決めて、近所の柏駅で周辺で夜回りを始めるようになった。

人はなかなか変われるものではないと思いますが、思春期の頃は何かのきっかけで驚くほど変わる人もいます。人間の心理というものは簡単なのか複雑なのかさっぱり分かりません・・・。

著者の凄いところは決して強引に更生させようとしないことだと思います。夜回りをしながら名刺を渡す、何か相談があれば後日少年少女から連絡きて対応する。まずは話を聞いてあげることが大切なようです。

本当に信じられないような家庭環境で育った少年少女たちが紹介されています。犯罪は決して許されることではありませんが避難する場所のない子供たちが非行に走るのは大人にも責任がありそうです。

みんな誰かに必要とされたいと思いながら生きているのかもしれません。

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651冊目 海外ネットオークションで稼ごう!―

海外ネットオークションで稼ごう!―eBayとセカイモンで輸入しヤフオクで販売

著者:MU‐project,鈴森 フミヒコ

海外ネットオークションで稼ごう!―eBayとセカイモンで輸入しヤフオクで販売


ネットオークションといえばヤフーオークションですが海外ネットオークションで仕入れたものをヤフーオークションで出品したり、日本のアニメなどのグッズをアメリカのネットオークションで出品したりすると意外なほど高値がつくこともあるようです。

この本ではそのアメリカのネットオークション「イーベイ」の登録の仕方から考えられるトラブルの対処の仕方までいろいろと解説してあります。英語ができなくても何とかなるようで、大切なことは経験を積んでみて慣れるということみたいです。

本書を読んでいるみなさんは当然、インターネットに接続しているパソコンを持っていると思います。それを前提にして説明すると、用意するものは、

1 クレジットカード、またはデビッドカード
2 商品撮影のためのデジタルカメラ


カードはイーベイや、決済システムの「PayPal」の登録に必要になります。また、出品も行うなら品物を撮影するためのデジカメも用意しましょう。(中略)

あとは、強いて言えば中学生程度の英語力。しかし、これもインターネット上で無料で利用できる翻訳サイトや、市販の翻訳ソフトを使えば乗り切れるでしょう。


画像を使って簡単に説明してありますし分かりやすいので自分にもできそうな気がしてきますが、問題はアメリカと日本の商品の価格差を見つけることができる目利き力が必要なことです。

個人輸入に興味があり、とりあえず始めてみたい人にとっては参考になる本だと思います。

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650冊目 やさしい小児ぜんそくの治し方

やさしい小児ぜんそくの治し方―ドクター&ナースがおはなしする

著者:山本 淳,小林 晴美

やさしい小児ぜんそくの治し方―ドクター&ナースがおはなしする

息子が小児ぜんそくなだけに真剣に読んだのですが、小児ぜんそくについてかなり分かりやすく書いてありました。なぜ秋になるとぜんそくがひどくなるのか不思議でしたがこの本でしっかりと解説してあったので納得しました。

小児ぜんそくを治すには医師に処方された薬をきちんと飲み発作が起きないように気をつけること、アレルゲンのホコリやダニを減らすことのようです。環境の整備というのは特に大事なようで、ダニの少ないアメリカなどで住むと薬がいらないほど改善することもあるようです。

ダニは、気温が20℃、湿度が50%を超えたあたりで急速に繁殖し、逆にそれ以下だとダニは死んでしまうといわれてます。ということは、高温多湿の日が続き、環境中にダニが繁殖した後で、急に寒くなったりすると、ダニの死がいが増えるということです。空気中に漂って、呼吸器まで届くのは、大きさが100ミクロンもあるダニそのものではなく、数ミクロンの大きさのダニの死がい。ダニの死がいがたくさんふくまれたほこりもこの時期には増えるはずです。

気温が20℃以下前後の時期は気をつけて掃除をしないとダニの死がいが家の中で増えているかもしれないということのようです。ちょうど今はそういう時期だけに掃除をしっかりとしないといけませんね。

それでも息子の鼻がじゅるじゅるといいだしました。医療というのはすごいですね。

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649冊目 神の手のミッション 福島孝徳

神の手のミッション 福島孝徳 すべてを患者さんのために捧げた男

著者:徳間書店取材班編

神の手のミッション 福島孝徳 すべてを患者さんのために捧げた男


テレビなどの特番で放送され日本でも有名な福島医師。その福島医師が実践している鍵穴手術は驚異的なことのようです。ほとんどの脳外科手術は大きく頭を開いて視界を確保して行うようで、そうしなければ神経や血管などを傷付けてしまい後遺症などを引き起こす可能性が高まってしまうそうです。

ミクロン単位の超精密鍵穴手術。成功させることができるのは、福島孝徳を始めとする限られた数人の達人脳外科医だけと言われる最も難易度の高い脳外科手術だ。

Dr.福島は、脳外科医という職業を「奇跡を患者に起こすこと」と定義しているが、まさに、その手によって他の医師がさじを投げた患者を絶望の淵から救ってきた。


まさに神の領域に達している印象です。どこの病院でも見放された患者さんが福島医師に手術してもらえれば99%以上の確率でよくなるわけですから凄いことです。

直径約1〜2センチの小さな穴から腫瘍を取り出すのだから、微細なテクニックが必要だ。さらに、視界に入らない部分の深部血管やかくれた神経を予測する微細解剖学的知識も要求される。

テレビの放送などを見ているとたんたんと顕微鏡を覗きながら手術をしていますが少しでも手元がブレてしまうとそれだけで後遺症が残ってしまうような状況の手術だったようです。

神の手を持つ福島医師は求められるままに殺人的なスケジュールをこなしており、アメリカと日本を中心に年間の手術数は600件にもなるそうです。

自分を犠牲にしてすべてを死と隣り合わせの患者さんに捧げる人生。極度の緊張を求められる手術を毎日しながら神経をすり減らして世界中を飛び回っているわけですから精神的にも体力的にも尋常ではありません。

福島医師の生い立ちや手術が成功し助かった患者さんの話なども紹介されていますので興味があれば読んでみてください。

追記

nikkei net)

16日の東京株式市場で日経平均株価は急反落した。大引けは前日比1089円2銭(11.41%)安の8458円45銭だった。下落率は1987年10月20日(14.90%)に次ぎ歴代2位の大きさ。下げ幅が1000円を超えるのは2000年4月17日以来で、3営業日ぶりに節目の9000円を下回った。15日の米国株式相場が、米国の景気悪化懸念で急落したことを受け、輸出関連株や大手銀行株など主力株を中心に幅広い銘柄に売りが出た。東証株価指数(TOPIX)は90.99ポイント安の864.52となり、3営業日ぶりに900割れとなった。

日経平均が1000円単位で上がったり下がったりの乱高下。まさにめちゃくちゃな状況です。昨日受けたネット証券が主催するセミナーでは日経平均はまだまだ下がると予想していました。

いったいどこまで下がるのか?

ただこれ以上の下落は立ち直れないぐらいのダメージを実体経済に与えることになり絶対に止めなければならないと思います。各国首脳と中央銀行がどこまでできるのかに今後の生活がかかってきています。

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648冊目 風俗嬢物語

風俗嬢物語―ホストが見た彼女たちの素顔

著者:沢村 拓也

風俗嬢物語―ホストが見た彼女たちの素顔


ホストから見た風俗嬢。著者は二十年以上ホストとして働き何百人という風俗嬢と接してきたようです。六人の風俗嬢を紹介しながら風俗業界で働く女性の特異性を分析してあります。

日本の風俗嬢人口は数万人だと聞く。それだけの数の女たちが、それぞれ何かしらの事情を抱え、風俗業界の門を潜ったわけだ。(中略)

援交も含めた風俗嬢の現役継続年数の平均が六、七年だとしたら、風俗嬢たちは二十五年間ほどで四世代は入れ替わることになる。つまり、十五、六歳から援交を始める女の子がいることを考えれば、それに二十五年を足した四十歳までの女の中に、常に四世代分二十万人ほどの風俗嬢経験者がいる計算になる。世間の十五歳から四十歳の間の女のうち、二十万人は風俗嬢経験者。これは驚くべき数字なのか、それほどでもないのか。

なんだかよく分からない数字ですが、世の中にはかなりの数の風俗嬢経験者がいるかもしれないということです。

さまざまな事情があり風俗で働く女性。一人一人に物語りがあり驚く内容ばかりでした。

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647冊目 30分でサクッとつくるネット企画術

30分でサクッとつくるネット企画術

著者:中谷 浩二

30分でサクッとつくるネット企画術


企画書の作成の仕方。しかもネットの情報を活用して採用される企画書とはどういうものか具体的に紹介してあります。

インターネットの世界はあらゆる情報が交錯しており信頼に欠けると考えられますが、用は信頼できる情報源さえしっかりと抑えていれば何の問題もないようで、ネットの情報を上手に利用することができれば仕事の時間を大幅に短縮することが可能だそうです。

1. こんな企画書は採用されない
2. これが勝てる企画書の基本
3. 企画書の情報はネットですべて集める
4. 企画書をつくるために情報を整理・分析する
5. 勝てる企画書をつくってみよう
参考資料 勝てる企画書のサンプル集


このように本書では、はじめて企画書をつくるという人でも実践できるように、ネットで効率的に情報を集めて整理・分析し、5つのフレームワークにまとめて企画書をつくる方法を紹介しています。

ネットの利用方法だけでなく企画書について詳しく解説してあるので役立つと思います。スピードが求められる時代なので仕事の効率を上げるためにはネットの有効活用はかかせません。

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646冊目 モチベーション

モチベーション―「ビジョン」と「時間」の管理術

著者:高橋 幸輝

モチベーション―「ビジョン」と「時間」の管理術


あまり意識したことがないモチベーション。経済をはじめ環境でも生活でもあらゆることで未来に期待ができない状況でモチベーションを持ち維持し続けることは困難です。この本ではどうやってそのもモチベーションをコントロールするのかについて解説してあります。

この本は「煮詰めて」書いた本です。「煮詰まった」本ではありません。「モチベーションの維持」と「時間管理」という二つのメインアイデアを「寝かせて」書いた本なのです。(中略)

あるとき、「どうしたらモチベーションが維持できますか」という質問を受けたのですが、その答えの一つは、頑張りすぎないこと、そして、あえて手をつけないことがモチベーションを維持するコツなのです。


仕事や日常に行き詰まっている人は読んでみてもいいかもしれません。家族をはじめ社会から必要とされることが重要であり、必要とされていないと感じる人は自分から社会へ奉仕してみるといいようです。

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645冊目 外為どっとコムではじめるFX投資

外為どっとコムではじめるFX投資

著者:今井 雅人

外為どっとコムではじめるFX投資


外為どっとコムは口座数と預かり資産が業界ナンバーワンだそうです。また情報量も豊富で利用しやすいようです。この本ではその外為どっとコムに口座を開いての取引方法の仕方やテクニカル分析のチャートの見方などが解説してあります。

シカゴにある「IMM」という先物市場で取引されている商品に「通貨先物」というものがあります。(中略)

この市場には、貿易取引のために利用している人と、投資や投機のために利用している人がいます。投資や投機のために利用している人の動きが、世の中の投資家の縮図になっていると考え、注目されます。もしIMMで、ある通貨の買いや売りがかなり大きくなっていたら、FX市場でもそろそろ反転する可能性が出てきたと考えることができます。

アメリカの金融不安によって株式市場から資金が撤退しています。撤退した余剰資金の行き先は金(ゴールド)と国債に向けられているようですが、市場としては為替も大きいものです。ある日突然5円ぐらい乱高下ということもあり得る状況です。

分からないから投資信託でいいやと昨年契約した人のなかにはリーマンの破たんによって解約できない投資信託や繰上げ償還といった投資信託まででてきました。

投資もいろいろと勉強していかないと損するばかりです。勉強しても損しそうですからやっぱり資産運用は運ですかね?

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644冊目 品川ブログ デラックス

品川ブログ デラックス

著者:品川 ヒロシ

品川ブログ デラックス


お笑い芸人、品川ヒロシ氏のブログを本にしています。2007年4月〜6月までの約3ヶ月間のブログの記事です。

とにかくFUJIWARAの藤本(フジモン)がしつこいぐらいたくさん登場します。

何度も書いている通り、藤本さんはいつも僕のブログを読んでいてくれています。そして、事ある事にブログに書いた内容を僕に言ってきます。

本当に嬉しいのですが最近はちょっと注文が多いです。

「おい、お前。最近俺のこと書かへんな」


と言うので、ブログに藤本さんの事を書くと今度は

「おい、お前。タカとか河本は同志みたいな書き方しているのに俺の事はオチに使ってるな」

注文多いな。


もう自分でブログ書いたらいいのに。

芸人さん同士の仲間意識の強さや年をとっても学生のような行動力には驚嘆させられます。

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643冊目 司法に経済犯罪は裁けるか

司法に経済犯罪は裁けるか

著者:細野 祐二

司法に経済犯罪は裁けるか

著者は公認会計士であり、2004年にキャッツ株価操縦事件で有価証券報告書虚為記載罪の共同正犯として逮捕・起訴されたそうですが無罪を主張しつづけています。

経済事件は非常に判断が難しく検察の意向で有罪にも無罪にもなるようです。ですから検察の考えるシナリオに同意しなければより重たい刑を求刑され、同意すれば執行猶予や起訴猶予といった結果になるようです。

特別法経済事件を全面否認して争うのは、膨大な時間とは別に、実はとてつもなく金がかかる。一審及び控訴審を通じて私が支払ってきた弁護士報酬は三○○○万円ほどになる。最高裁があるので、最終的には四○○○万円近い弁護士報酬がかかるはずであり、これは同種事案における弁護士報酬の平均相場となっている。無実であることとは別に、これだけの金と時間を費やしてみても、統計上、日本の刑事裁判に勝つことはほぼ絶望的である。日本の刑事事件における起訴有罪率は九九・九%なのである。

一端検察に起訴されてしまうと無罪を勝ち取ることは難しく、有罪か無罪かは検察官によって判断されているのと事実上同じということです。

「俺は関係ないけれど、確かにあいつがやったのを見たよ」

被疑者の関係者がこんなことを言ってくれれば、いくら被疑者が否認しても、本人が自白したのと同じことになってしまう。日本の司法実務上、関係者の自白は物証と同じように証拠能力が認められるからである。要するに、本人の自白にかかわらず、客観証拠なき広義の自白(関係者の自白を含む)こそ日本の冤罪の根源的要因であるという結論を得ることができる。


とくに経済事件では物証になるようなものはなく、お金も銀行などを介していなければまったく証拠とならないようです。そこで重要になってくるのが関係者の証言ということになるようですがこの証言が検察との取引により信憑性がないのに認める関係者もいるそうです。

ライブドア事件でいえば堀江氏がいかに否認しようとも関係なく、検察は周りの宮内氏や熊谷氏を最初からターゲットに定めて証言をとったように思います。

不幸なことに、現行会計においては、金の流れを合法的に隠蔽する方法がある。信託勘定、SPC(特別目的会社)、投資事業組合、匿名組合がそれである。

会計では、費消した金は、その性質に応じた内容の科目を明示して決算書に開示しなければならない。(中略)


しかし、金がいったん匿名性投資勘定に入ると、匿名性投資勘定としての処理と開示が求められるだけであり、匿名性投資勘定から先の金の行き場所はいっさい開示義務がないのである。したがって、金の行き場所を隠したければ、経営者は金を必ず匿名性投資勘定に隠す。

ここ数年は大量の闇社会の資金がこれらの方法で株式市場に流れ莫大な利益をあげています。行き過ぎた逮捕はよくないとは思いますが、法律の隙間を悪用するような事案は多少強引でも対処する必要があるのではないでしょうか?

どんどん複雑化する経済で司法もまたそれに対応するだけの能力が必要となっており、裁判官や検察も会計に関する知識が求めれているそうです。

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642冊目 中国発世界恐慌は来るのか?

中国発世界恐慌は来るのか? (角川SSC新書 44)

著者:門倉 貴史

中国発世界恐慌は来るのか? (角川SSC新書 44)


中国発の世界恐慌が来るのかどうかを怯えているうちにアメリカから世界恐慌が始まりそうな状態です。アメリカでも中国でもどちらでもそれだけ世界経済に与える影響が大きいということです。ただ不思議なことにアメリカや日本に比べると上海指数が下落していません。原因がこれまでもう急激に下落しているからなのかどうかは判断が難しいところです。

米国経済の停滞に、最悪のタイミングで中国経済の失速という状況が重なれば、世界経済はかつて経験したことのないような、未曾有の大不況に見舞われることになるだろう。1929年に起こった世界大恐慌のように、世界経済の繁栄という夢と希望は粉々に打ち砕かれてしまうのだ。もちろん、中国向け輸出の割合が高まっている日本経済も大きな打撃を受ける。日本の輸出に占める中国向けの割合は、80年にはわずか3.9%にすぎなかったが、07年には15.3%まで上昇している。

日本の輸出のほとんどは米国と中国ですから厳しい状況です。大手銀行の中小企業への融資が今回のアメリカの金融不安により貸し渋り状態へとなっているようで、これらからその結果が倒産という形でどんどん出てきそうです。

中国が抱える問題と課題が書いてあります。アメリカの金融不安が落ち着かない限り中国経済も内需に頼っての経済成長にも限界があると思います。

それにしてもあっちこっちで経済が失速しており明るい未来を期待するのは難しい世の中になってきました。そろそろ給料やボーナスが下がるのも覚悟しなければいけないぐらい経済が失速しています。

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641冊目  CG日本史シリーズ 8豊臣秀吉と天下統一

豊臣秀吉と天下統一―秀吉の戦国の覇者への戦いをビジュアルで再現! (双葉社スーパームック CG日本史シリーズ 8)

豊臣秀吉と天下統一―秀吉の戦国の覇者への戦いをビジュアルで再現! (双葉社スーパームック CG日本史シリーズ 8)

日本の歴史のなかで戦国時代が一番人気があるのではないでしょうか。その戦国時代でも飛びぬけた才能で天下人へと成り上がっていった豊臣秀吉。

秀吉の天下統一までの道のりで重要なイベントをCGで再現し解説してあります。

尾張中村の生家から、天下人となった秀吉が住んだ大阪城、聚楽第まで可能なかぎり資料に基づく再現を心がけています。

秀吉時代の大阪城は資料がほとんど残っていないよなので建物に関しては想像するしかないようですが、現在の大阪城との違いなどを比べてみると面白いです。

秀吉が建てた大阪城は、大阪の陣の時に完全に破壊され、その後徳川家がこれを再建。現在の大阪城に残っている石垣などは、すべてが徳川家によって再建されたもの。

現在残っているほとんどの城は江戸時代以降に再建されたものが多いようです。それだけに素人が戦国時代の城を想像するのは難しくこの本のように紹介してあると助かります。

この秀吉の時代ぐらいに金(ゴールド)が日本で産出されればどん底に落ちている日本経済も少し期待できるような気がします。

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640冊目 女の残り時間

女の残り時間―ときめきは突然、やってくる

著者:亀山 早苗

女の残り時間―ときめきは突然、やってくる

なんとも内容が衝撃的な本です。テレビドラマを見るよりもよっぽどインパクトがあります。

前回読んだ著者の本は妻がいながら恋に落ちていく男性の心情や状況が書かれていました。この本では女性側の驚くような情愛が書かれています。

夫婦は、日常生活を共にするから、どうしても男女としての刺激に欠ける。逆に言えば、刺激が強すぎると日常生活を平穏に送れないから、結婚した男女には刺激は不要なのかもしれない。つまり、夫婦間のセックスレスは、やむを得ないともいえる。あるとき、このままでいいのかと気づいた夫婦なら、工夫したり知恵を絞ったりして刺激を生み出し、セックスを取り戻せる。だが、多くの夫婦は「こんなもの」と諦めていくしかない。

しかし、実は男も女も、自分の「性」をそう簡単には諦めきれていないのだ。それは眠っているだけで、刺激があれば簡単に目を覚ます。刺激がなくても、「このまま終わりたくない」と強烈な渇望がわいてくる。それが四十代女性たちの特徴ではないかと思う。まだ女としてイケるかどうかのぎりぎりの線で、女は最後の勝負に出るともいえるだろう。

不倫、出張ホスト、スワッピングなどビックリする内容ばかりです。普段は頭のなかで働いている理性のようなものが何かのきっかけで外れてしまうとどんどんエスカレートしていくようです。

10代、20代だけでなく何歳になっても、男も女も情熱的な恋愛に憧れているのかもしれません。しかし、平和に日々を暮らしている夫婦にとっては刺激という出来事はとても危険なものへと変身してしまう要因のようです。

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639冊目 B型自分の説明書

B型自分の説明書

著者:Jamais Jamais

B型自分の説明書

血液型自分の説明書シリーズの第一弾。この本によってブームが始まったと思いますがいまだに紀伊国屋のベストセラーにランキングされるほどの人気です。

童話「北風と太陽」

旅人のコートを脱がせるのはどっち?どちらかがB型だったら。

→試合放棄。興味ないので1人でがんばって。


短か!(笑)

何と自分勝手。

この童話シリーズ、A型、AB型と紹介してきましたがB型が一番ひどいです。

それでは最後に著者の以外な秘密、

重大発表!わたくしジャメは、実はO型でした。

タイミングがなくここまで引っぱってしまいました。ごめんなさい。


何と著者はO型。O型なのになぜB型の本を書いたのか?

ん〜 そっちの方が余程気になる。

関連

580冊目 A型自分の説明書

541冊目 AB型自分の説明書

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638冊目 日本経済新聞「私の履歴書」名語録

日本経済新聞「私の履歴書」名語録

著者:石田 修大

日本経済新聞「私の履歴書」名語録

この本で紹介されているのは33人。名語録だけでなく、それぞれの経歴や背景なども紹介されているので面白いです。

アサヒビール相談役名誉会長 樋口廣太郎氏

岐路に立った時は、

常に私なりに良かれと思う道を選んできた。

「チャンスは貯金できない」。


思い立ったが吉日である。

樋口氏が元住友銀行の副頭取まで勤めていたとは知りませんでした。しかもアサヒビールの社長に就任したのが“天皇”と呼ばれた磯田一郎会長にイトマン関連の融資に反対したのがきっかけというから、樋口氏の判断力がいかに凄いかということだと思います。

低迷していたアサヒビールが樋口氏の社長就任後には王者キリンを追い抜かすまでに成長するわけですからリーダーの判断力というものは非常に重要です。

社長、会長として一三年。樋口は工場を一新して生産能力を五倍近くに、営業利益は一七倍近くに増やし、シェアを約四倍の三九・五%にまで伸ばした。

他にもソニー 大賀典雄氏、本田 本田宗一郎氏、松下電器 松下幸之助、ヤマト運輸 小倉昌男氏、東急 五島慶太氏などが簡単に紹介されており、興味があれば読んでみてください。

追記

株式市場が悲惨な状況です。下落するのしてもあまりにも急激すぎるような気もします。とうとう国債まで換金のために売られ始めたようであらゆる金融商品から資金が撤退しているような状態です。需要がなければ価格は下がり、いわゆるデフレへと世界がシフトしているのかもしれません。

NIKKEI NET)

長期金利の指標である新発10年物国債利回りは一時、前日比0.11%高い1.58%に急上昇(価格は急落)した。7月末以来の高水準。株安の損失を穴埋めするため換金目的の投げ売りが膨らんだ。東京証券取引所は10日午後、価格が急落した債券先物の取引を一時停止した。

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637冊目 英語で1分間大受け自己アピールができる本

英語で1分間大受け自己アピールができる本―自分のこと言えなくて何が英会話だ!

著者:David A.Thayne,小池 信孝

英語で1分間大受け自己アピールができる本―自分のこと言えなくて何が英会話だ!

101人の英語での自己アピール。転職などの面接での自己アピールというよりは外国人との気楽な会話のなかでの自己アピールといった感じです。

あなたは英語でユーモアを交えて自己アピールできますか。

しかも短い1分間で。

自信がないという人は、この本で自己アピール法を学んでください。


自己紹介ですから人それぞれ内容が違います。役立つ英語の構文なども紹介されているのでそれを参考に自分なりの自己アピールを考えておくといざという時に便利かもしれません。

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636冊目 田中義剛の足し算経営革命

田中義剛の足し算経営革命-北海道発 大ヒットの法則! (ソニー・マガジンズ新書 15)

著者:田中義剛

田中義剛の足し算経営革命-北海道発 大ヒットの法則! (ソニー・マガジンズ新書 15)

直近2週間で日経平均が3000円近くも下落したようです!株式市場が凄いことになってきました。この急激な乱高下によって追証がかなり発生しているらしく投信も壊滅的なダメージを受けているようです。

また個人の金融資産もかなり目減りしています。「貯蓄から投資へ」と推奨していた政府や経済学者はこの状況をどう説明するつもりなのでしょうか?

自己責任で片付けてしまうのはあまりにも無責任のような気もします。

産経ニュース

米国発の金融危機による株安で国内の個人消費が大きく冷え込む懸念が高まってきた。大和総研が9日の株価の終値を基に試算したところ、家計が保有する株と投資信託を合わせた金融資産は10月だけで約21兆円が吹き飛び、昨年6月末に比べると約124兆円も目減りした。

本題にもどります。

花畑牧場の生キャラメルが大ヒット。その理由は著者によって緻密に計算された戦略が隠されていたようです。生キャラメルを筆頭に花畑牧場の年商は40億円、利益率は驚異の15%だそうです。

どこまでこの勢いが続くのか?

著者は次の新商品の開発に向けて着々と準備しているようで次に狙うのは空の弁当、豚丼。一度大きな波に乗るとどんどん相乗効果でいい方向へと進んで行ようです。そういう意味で著者の経営センスはずば抜けており、商機を逃さないように次々とマスコミを使って宣伝しています。

ただそんな著者も10年間は牧場経営が赤字だったようでその間はタレント活動の収入で賄っていたようです。

その芸能界について、

長くこの世界にいると、いい面も含めて、いろいろな仕組みが見えてくる。そこで俺が最も強く感じたのは、芸能人はしょせん、永遠に日給制の労働者でしかないということ。

常に現場に行かないと金にならない。しかも、ある日突然「番組、終わります。明日から来なくていいです」と告げられたりする。おまえはもうお払い箱だ、と。笑顔の裏で、毎日リストラの恐怖におびえているという、ホント、理不尽な世界だ。(中略)

仮に、月曜日から金曜日の1時間番組1本で、50万円もらうとしよう。週に250万、月に換算すれば1000万円になる。

この、月に1000万円の稼ぎが突然、ゼロになる。


ここに出ている50万円はあくまでも目安でしょうけど凄い数字です。仮に1年間番組が続けば1億2000万円になる計算です。みのもんたさんの収入はいったいいくらになるんだろうかと考える小市民の自分がいます∑ヾ( ̄0 ̄;ノ

いつも思うのはこのお金はテレビ局が広告収入として企業から支払ってもらっているということ。その企業はその広告収入を商品価格に上乗せしていのだから結局めぐりめぐって消費者が払っていることになります。よくNHKばかり非難されますが、民放局も同じようなもので無責任な報道や国民を誘導するような放送は止めてもらいたいものです。

話がズレてしまいましたが読んでみて田中氏は裏表がない人柄のような気がしました。自分がいいと思ったことは貫きとおす。悪く言えば人に合わせることをしようとしない。それだけに何かと対立することも多いようですが結果が出ているだけに正論ではあるようです。

いい商品を作ってメディアを上手に利用する。成功の秘訣はそこにありそうですがなかなかできることではないないですね。

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635冊目 日本はこれからも経済一流国だ

日本はこれからも経済一流国だ

著者:森谷 正規

日本はこれからも経済一流国だ

アメリカの景気後退と平行して日本の景気も後退局面へとシフトしている印象です。日本の実力というものが、もはや中国に追い越されてしまったのかどうか気になるところです。

この本では自動車、機械、エネルギー、電気などの企業が開発している最先端技術に焦点をあてて解説してあります。

いま日本が確かな強さを保っている産業や製品は数多くあり、多種多様なものがある。それは基本的に、日本にとって相性がよいからである。したがって、大きく変化した国際環境においても、日本が確かな強さを発揮できるのであるが、その条件を挙げてみよう。それは、次の三つである。

① 長年の技術蓄積を活かすことができる
② 高級な製品、高度な製品が存在する
③ 製品にとても多種多様なものがある

この三つの条件に適う産業や製品が日本に相性がよく、日本経済を支えていくのである。


たくさんの技術について解説してあるので日本がどのようなことに力を入れているのかすぐに分かります。自動車業界はリチウム電池の進歩によって電池の価格が下がればハイブリッド車を一般車まで投入することが可能になり、原油価格の高騰により日本の自動車が世界中で売れるかもしれないようです。

この本を読めばまだまだ日本の技術も世界に通用するものがたくさんあることが確認できます。金融という経済体系の崩壊は、もしかしたら製造業を得意とする日本が再び世界で注目されるきっかけとなるかもしれません。

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634冊目 「お金を稼ぐ!」勉強法

「お金を稼ぐ!」勉強法

著者:藤井孝一

「お金を稼ぐ!」勉強法

お金が稼げるようになるにはどうしたらいいのか?

誰もが知りたい情報だと思いますがこの本では簡潔にまとめてあります。重要なのはインプットではなくアウトプットだそうです。

かつての私を筆頭に、サラリーマンの中には勉強オタクがたくさんいます。そういう人ほど「自分は、周りとは違う。デキる」と思っています。しかし、それは根拠のないただの「気休め」であり、「気のせい」です。

できるかどうかは、リターンで測られるべきです。ビジネスマンの勉強は回収してナンボなのです。いくら勉強しても、少なくとも稼ぐまでは、ぼんやりしている他の連中と何ら変わらないのです。


今ある自分の能力で誰かの役に立つことを探し、それを提供する仕組みを構築するほうが、闇雲にいろいろな資格を取ることよりもお金を稼ぐことに繋がる可能性が高まるようです。

どんな勉強でも、知っているだけではダメです。知っていることを話す、書くなど、アウトプットする必要があります。そして、誰かの役に立つ必要があります。そうすることで初めてお金を手にすることができます。誰もがそれを目指すべきです。

自分の行動によって人に感謝されることがとても重要であり、それができないようならばお金を稼ぐことは難しいのかもしれません。確かに人から報酬を得るということは感謝の対価であり、何もしていないのにお金をあげると言われるほうが余程あやしい気がします。

ただ勉強するのではなく、お金を稼ぐことに繋がる勉強とはどういったことなのかを考えながら行動することが大切のようです。

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633冊目 ラブホテル進化論

ラブホテル進化論 (文春新書 620)

著者:金 益見

ラブホテル進化論 (文春新書 620)


この本はマスコミでもかなり話題になっていたのでいつかは読もうと思っていました。内容はラブホテルの歴史、進化、ベッドなどアイテムの解説、そして経営の話などです。

日本には、ラブホテルと呼ばれる摩訶不思議な建物がある。ラブホテルとは、宿泊もできる貸間産業の一つであり、おもにカップルが利用するための密室空間を提供している施設である。その時代その時代に合わせて多様に変化を遂げてきたラブホテルは、日本人の性に、日本の住宅事情にぴったりとはまり、目まぐるしい進化を遂げた。

ラブホテルは、決して日陰の存在ではなく、堂々たる日本の文化である。


著者に日本の文化とまで言わせるラブホテル。確かに遊ぶこともでき、泊まることもでき、食事することもでき、風呂に入ることもできる独特の空間ではあります。

ラブホテルが日本でどのように発展してきたのかが詳しく書かれているので、その時代、時代に利用していた人にとっては懐かしいかもしれません。

これからは家族でもいけるような新しいラブホテルではないラブホテルのような空間を作って欲しいと思います。

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632冊目 強運になる4つの方程式

強運になる4つの方程式-もうダメだ、をいかに乗り切るか (祥伝社新書114) (祥伝社新書 114)

著者:渡邉美樹

強運になる4つの方程式-もうダメだ、をいかに乗り切るか (祥伝社新書114) (祥伝社新書 114)

居食屋「ワタミ」グループの社長が自身の経験を紹介しながら4つの方程式を解説しています。テレビで有名な著者の成功体験を知るだけでも起業を考えている人にとってはいろいろとヒントになりそうです。

私は大学卒業後二年で起業し、四十歳の時に東京証券取引所一部上場を果たしました。現在はワタミを中心とする外食産業のほか、介護・農業・環境等の事業を展開し売上一○○○億円企業となりました。

他にも学校の理事長もしているそうですから時間をどうやって都合しているのか不思議になります。何かをする時に「時間がない」というのは言い訳でしかないということです。

いろいろな相談に答えていますがすべての物事の原因は自分にあるようです。

一代で会社を上場させ、いまなお成長し続ける会社の社長の考えと行動とはどういったものなのかが分かる本でした。やはり普通の人とは違います。

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631冊目 金持ち父さんの金持ちがますます金持ちになる理由

金持ち父さんの金持ちがますます金持ちになる理由

著者:ロバート・キヨサキ

金持ち父さんの金持ちがますます金持ちになる理由

この本は著者がヤフーファイナンスの連載コラムに掲載した第1回から第50回までの内容をまとめたものです。驚くのは2005年の第1回目から投資信託の怖さや不動産バブルの崩壊を訴えているということです。数年前に書かれたこの本の内容が今現実問題として直面しています。

著者が興味を持っている投資商品で興味深いのは銀ですね。

2006年5月2日の第17回のコラム、

私が不動産、石油、金、銀に投資している最大の理由は、米ドルが世界中でペソのような存在になってしまったことだ。アメリカが世界最大の債務国になったせいで、米ドルの価値はどんどん下がっている。

アメリカの債務はいったいどれくらいひどいことになっているのだろうか?米国財務省によれば、初代から42代目までの米国大統領(ジョージ・ワシントンからビル・クリントンまで)は、1789年から2000年までに総額1兆100億ドルの借金をしたが、2000年から2005年の間に、ジョージ・W・ブッシュ大統領は1兆500億ドルもお金を借りた。

ブッシュ大統領の強引な政策によって世界中の国々が翻弄されています。イラク戦争もサブプライム問題もアメリカ一国だけでなく世界規模で被害を被っている状況です。小泉元首相もブッシュ大統領も規模は違いますが劇場型政治というところではよく似ているのではないでしょうか。

金(ゴールド)の投資というのはよく聞きますが、銀投資というのは初めて聞きました。金(ゴールド)は無くなることはないのですが、銀は産業用として消費されることもあり価値が上がると考えているようです。

この本では不動産バブルの崩壊を早くから予測しており自身の資産を引き上げていたでしょうから、もしかしたら今、かなり安くなった不動産を買いあさっているのかもしれません。そうすると金持ちはますますお金持ちとなりタイトルが真実となります。

時代のトレンドを見極める才能というのは凄いです。それとも富裕層の情報は質が違うのでしょうか?

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630冊目 テレビで言えなかったニュースの裏側!―

テレビで言えなかったニュースの裏側!―報道現場から世界の真実が見える!

著者:岩田 公雄

テレビで言えなかったニュースの裏側!―報道現場から世界の真実が見える!


読売テレビのジャーナリストとして34年の取材経験を持ち、訪れた国も40ヶ国以上になるそうです。恥ずかしながら著者のことは存じませんでしたが有名な人のようです。

タイトルのとおり取材した国で何があったのか紹介してあります。主な内容は天安門事件の中国、9.11のアメリカ、北朝鮮、中東、そして最後に国内政治について書かれています。

それぞれ歴史的な事件の取材話なのですが、特に天安門事件での緊迫した状況などは読んでみると緊迫感が伝わってきます。

5月20日―。北京市内には、すでに戒厳令が発令されているとのこと。戒厳部隊指揮部からの通達では、外国人記者は一切取材できない。表立った取材活動をすれば“資格外活動”と見なされ、即刻逮捕・拘束される恐れがある。

しかし、いくら禁止されても、わたしたちはテレビの人間です。映像がなければニュースになりません。そこで、報道陣であることを隠すため、観光ビザを申請し、機材も持たず、手ぶら同然の格好で入国するしかない。VISAカードを使い、空港で撮影機材を購入しました。隠し撮りに対応できるよう、小型の8ミリビデオカメラ数台と大量のバッテリー、テープなどを入手。箱から出してカバンに押し込み、箱や説明書はすべて空港のゴミ箱行き。

この後、銃弾や飛び交う中ビデオカメラで撮影したようですがまさに命がけの取材だったようです。

この本で紹介されている国々実情を考えると、つくづく世界ではまだ殺し合いや戦争が日常的に起こっていることにあらためて気づかされます。

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629冊目 マル暴刑事犯科帳

マル暴刑事犯科帳―警察とヤクザの裏事情

著者:木藪 愼市

マル暴刑事犯科帳―警察とヤクザの裏事情

元警視庁刑事部捜査四課で刑事として働いた経験が書いてあります。警察や自分を美化するわけでもなく、ただ現役の刑事が普段どのように考え仕事をしているのかが分かります。

ヤクザ、刑事の資質、泥棒、繁華街犯罪、警察組織、政治家の圧力などいろいろなことが日々起こっているようで興味深い話もたくさんあります。

警察官は六十歳で定年退職になる。世間では退職後の天下り先が何かとかまびすしい。実際は世間が羨むような再就職先がある警察官はほんの一握りに過ぎない。(中略)

警察官の中でも民間企業から引き合いが多い人材は、捜査二課と四課の刑事だ。特に銀行や証券などの金融関係から人気だ。(中略)


銀行に再就職して元刑事が担当する仕事といえば調査だ。例えば、横領や使い込みが発覚した場合、どこまで事件があるかの内部調査。融資する相手や会社の信用調査などもある。しかし、中途退職者はともかく、定年退職者は再就職しても期間が二〜三年というケースがほとんどで、年収は四百〜五百万円が相場だ。

経験をいかして警察を退職した後に民間企業に就職するのはまったく問題ないと思います。それを世間では天下りと批判していますが、銀行員だってある程度の年齢になると融資先の銀行へと出向することも多く、これも天下りではないでしょうか?

なんでもかんでも批判するのではなくもう少しゆとりをもって物事を判断する必要が自分も含めてありそうです。

昔ながらの職人気質の刑事の仕事ぶりが分かり面白いと思います。

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628冊目 世界のプライベート・バンキング

世界のプライベート・バンキング [入門]

著者:米田 隆

世界のプライベート・バンキング [入門]

日本でも富裕層と呼ばれる人たちが増えているだけに各銀行もプライベート・バンキング部署を創設して対応しようとしています。この本では資産総額10億円以上のような顧客を相手にする欧州の歴史あるプライベート・バンクを中心に解説してあります。

プライベート・バンクで顧客の資産運用を行う人たちを「リレーショナルシップ・マネジャー」もしくは「プライベート・バンカー」と呼ばれるそうです。

そのマネジャーの報酬ですが、

各々の金融機関、各人のスキルによって若干の違いはあるが、プライベート・バンクのリレーショナルシップ・マネジャーの報酬は、比較的高額の固定給が約束されている。ただし、ボーナスの割合は小さい。仮に固定給が年二○○○万円だとしたら、ボーナスは四○○〜五○○万円位のイメージだろう。リレーショナルシップ・マネジャーの固定給比率が高いのは、その仕事に忠実に取り組み、顧客を裏切らないようにするためである。

これは、インベストメント・バンキング部門が低固定給、高ボーナスであることと対照的だ。インベストメント・バンキング部門の固定給は一二○○〜一五○○万円程度だが、ボーナスは五○○○万円〜数億円と青天井である。だからこそ、インベストメント・バンキング部門で働く人々はリスクを張るのだ。

一流のプライベート・バンクでは資産1〜5億円程度では用意されているサービスしか受けれないようです。資産10億円以上といえばもはやプライベート・バンクへ資産を預けなくても自分で運用できそうな気もしますが・・・。

一般人にはまったく接点のないプライベート・バンクがどんなものなのか分かります。

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627冊目 入門 長寿[後期高齢者]医療制度

入門 長寿[後期高齢者]医療制度

著者:結城 康博

入門 長寿[後期高齢者]医療制度

国の制度というのはなぜこんなにも分かりにくくできているのでしょうか?

言葉も難しいしもっと簡単な言葉で誰にでも理解できるように説明してもらいたいものです。この後期高齢者医療制度にしても世間では大変な大騒ぎになっていますが制度を本当に理解している人は少ないと思います。

この後期高齢者医療制度の創設によって大きく変わるのが、被保険者の範囲と保険料、それに診療報酬体系の3点である。具体的には、後期高齢者一人ひとりに保険料の負担を求め(急激な負担増を緩和するために負担凍結措置や経過措置が設けられている)、原則、その保険料を特別徴収(年金天引き)すること。もう一つは、「終末期医療」「退院の促進」「外来医療の担当医制の促進」等、後期高齢者の診療報酬体系(医療の値段)を構築したこと。三つ目は保険者を市区町村単位ではなく都道府県単位の「広域連合」としたことである。つまり、後期高齢者医療制度の創設によって、被保険者の負担と給付する医療の範囲を明確化し、あわせて保険財政を強固なものにするというのが、制度創設の目的である。

上の三つの要点も理解できるのですが、それによってどれだけの影響が75歳以上の対象者にあるのかは具体的にイメージできません。

これから高齢者の日本の総人口に占める割合もどんどん増加するのが分かっているだけに医療制度は深刻な問題となります。

読んだ感想としては、ある程度の保険制度の知識などがないと一度読んだだけではなかなか理解しにくいと思います。

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626冊目 年収2000万円の転職術

年収2000万円の転職術 (ピンポイント選書) (ピンポイント選書)

著者:神川貴実彦

年収2000万円の転職術 (ピンポイント選書) (ピンポイント選書)

リッチの最低基準が年収1000万円から2000万円へと増加しました。インフレになっているわけでもないのに、増加するというのは格差が広がっている証拠だと思います。

一流大学を出て就職したエリートでも人気のコンサルタント業界への転職はもはや東大卒しか学歴として意味がないようです。

「初負け」という言葉をご存知でしょうか。

有名大学を出て、しかるべき企業に入り、留学してMBAを取得。自身満々でコンサルティングファームの採用に挑戦したものの、今まで体験したことのない面接でボロボロにされ惨敗。受験、就職と、ずっと「勝ち組」だったはずの自分の人生を、初めて、しかも丸ごと否定されたようなショック状態―これが「初負け」です。


なんとも高いレベルでの話です。「負け組」の自分からしたら一度の失敗などまったく気にしませんが、高学歴の「勝ち組」の人達には享受できない状況のようです。

この本では高学歴だけど収入が少ないエリートを対象に、転職で失敗しない戦略や情報などを解説してあります。就職はしたけど納得できず転職を考えている人は読んでみるといいと思います。

面接で必ずといっていいほど聞かれるのが志望動機です。この志望動機をほとんどの応募者は勘違いをして熱意や意欲を書く人が多いようですが、新卒は別として中途採用を考えている企業にとってはそんなことはどうでもいいようです。

従ってここまで書いてきたように、経歴の書き方と同じく、「志望動機」でも相手企業の求めるポイントを押さえなければならない。

「御社の○○という仕事の、○○の箇所について次のようなメリットを与えられるからこそ応募した」


相手に与えられる「メリット」を志望動機とするのが、正しい「志望動機」の見せ方です。(中略)

転職の際、常に意識しておかなければならないのは、彼らが中途採用で人材を得る際に考えていることが、煎じ詰めると次の一点だけであることです。


「あなたを採用すると、うちの会社にはいったいどんなメリットがあるのか。どれだけ儲かるのか」

採用担当者はこの一点を見極めるために大量の応募者のレジュメを読み、何度も面接を繰り返していることを決して忘れてはなりません。


ただ何となく大学を卒業し、就職をして定年まで勤める時代は終わりました。自由な資本主義は学歴社会であり競争社会です。学歴で競争し新卒でいい企業に入っていないと転職でステップアップしていくのも難しくなります。

何事も計画し、準備し、実行していくようにしないと「勝ち組」のままではいられない世の中です。

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625冊目 チラシベスト

チラシベスト―消費者代表主婦が魅かれたチラシのデザイン


チラシに関しての本なのですが専門的にチラシの内容を解説してあるわけではありません。ただ消費者を代表する年齢がばらばらの4人の男女にチラシを見てもらって感想を紹介してあります。

たくさんの業種のチラシがカラーで掲載されているので、実際にチラシを作成している現場の人には何かヒントになるデザインなどがあるかもしれませんが、一般人にはあまり参考になる本ではないと思います。

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624冊目 歴代天皇列伝

歴代天皇列伝 日本人なら知っておきたい国家の歴史

著者:八幡 和郎

歴代天皇列伝 日本人なら知っておきたい国家の歴史


万世一系として世界で最も歴史が長い天皇家。初代神武天皇が誕生したのは紀元前711年だそうです。それからずっと続いているわけですから、もはや奇跡にちかいです。

いつも思うのはこれだけ歴史ある皇室を国の象徴として憲法でも定めているわけですから、もっと学校で天皇家の歴史についてカリキュラムを組むべきだと思います。

私は国粋主義者ではないが、客観的にみても「日本」という「国家」は世界に冠たる、誇るに足る国だと思う。ほぼ二千年にわたって揺ぎない独立と統一を維持し、おおむね公正でレベルの高い政治・経済・文化を実現し、十九世紀にあっては非西欧国家で唯一近代国家として成功し、二十世紀終わりには、「ジャパン・アズ・ナンバーワン」と文明史に一時代を画したこの国が、すばらしい国でなかろうはずがない。

この本は、その日本という国が二千年にわたって揺ぎない統一を維持し成功を収めたひとつの背景として、皇室という揺ぎない軸の存在がどう機能していたかを描き出そうというものである。本当はこういう作業は国家的に取り組むべきものだと思うが、微力ながら試みの作業をしてみたつもりである。

歴代天皇の紹介と歴史的な背景の解説などが簡潔にまとめられています。今上天皇で一二五代続く天皇家。争いがたえず権力闘争にあけくれる世界で皇室として維持し続けていることは稀有な存在ではないでしょうか。

これからもこの伝統を絶やすことなく、日本国民としてできる限り皇室が続くようサポートする必要があると思います。

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623冊目 FXで儲ける21の差

勝ってる人はここが違う!! FXで儲ける21の差

著者:FXトレーディング研究会

勝ってる人はここが違う!! FXで儲ける21の差


一時に比べたらブームも下火になっている印象のFX。今はアメリカ金融市場の崩壊により、為替相場も1円、2円の動きよりも急激に4円、5円とブレることも多くなっています。

この本ではFXに関するしくみや、取引の仕方、またチャートなどを活用した売り買いのタイミングなどが解説してあります。

また、FXの魅力は、投資の素人でも勝てる可能性があること。じつは個人投資家がFXで利益を得るのは、それほどハードルの高いことではないのだ。本書では、FXの基礎知識に加え、そのハードルを越えるためのノウハウを盛り込んでいる。

勝つ人は何をしても勝ち、負ける人は何をしても負ける、そんな気がします。あきらめずに勝ち組に仲間入りができるかどうかは自分次第。リスク管理をしっかりとして、いろいろと挑戦してみてもいいとは思いますがなかなか乱高下が激しいだけに勇気がいります。

業者によっては100倍以上レバレッジがきかせてトレードができるだけに、自分を見失わないように気をつけないと大変なことになるので注意してください。

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622冊目 わが友、恐慌

わが友、恐慌──これから日本と日本人の時代が訪れる8つの理由

著者:松藤 民輔

わが友、恐慌──これから日本と日本人の時代が訪れる8つの理由

アメリカが悲惨なことになってきました。まさに著者の考えていることが現実となりつつあります。ただ今日の日経平均と上海の指数はなかなか強いですね。今までアメリカが777ドルのような急落をしているのに日経平均と上海が下がっていないのは何かきな臭さを感じます。

著者のこれまでの経歴や歴史から学ぶことの大切さ、また天才トレーダーについてなどが紹介されています。ブログの記事をまとめて本にしたような内容です。

アメリカのサブプライム問題で金融業界全体で約9万人ものリストラが行われたようですが、この本が書かれた時はまだリーマンもAIGも破たんする前でしょうから、リストラの数はまだ増えているのではないでしょうか。

資本主義の怖さは、自己責任の原則が貫かれていることにある。投資の判断をしたのは投資家自身だから、成功の責任も、失敗の責任も、すべて本人が負う。資本主義は怖い。高みに昇れば昇るほど、落ちたらたちまち致命傷となる。

恐慌の津波は、責任者をすべて飲み込んでしまうことになるだろう。サブプライム問題も、無知なローン契約者が責任を負うだけでなく、結局、発信元の住宅業界や金融機関がしばらく立ち上がれないほどの大ダメージを受けている。もしくは、やがて見るような大きな破綻につながっていく。

この恐慌で、いったいどれだけの金融機関が破綻するか。かつての恐慌並になつかどうか。しばらく目が離せない。

なんともリーマンやAIGの破綻を予言するような内容ですが、著者は数年前から恐慌を予測しており、景気後退は来年の9月頃まで長引くのではないか考えているようです。

行き過ぎた資本主義も共産主義と同じようにごく一部の人たちだけが利益を享受するという面で同じような気がします。自己責任の時代に無知のままでいることは危険ですね。

金価格(ゴールド)は微妙に下がって上がってきました。これから著者が予想するように金の時代がくるのか分かりませんが、リスクヘッジとしてお金があれば金(ゴールド)を買ってみるのもいいような気がします。日経マネー金投資の情報コーナー

恐慌になれば景気が後退しますます給料が減ってしまう可能性があります。小市民の私にとっては深刻な問題です。なんとかならないのかなぁ〜

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