706冊目 政治とケータイ ソフトバンク社長室長日記
| 政治とケータイ ソフトバンク社長室長日記 (朝日新書 131) 著者:嶋 聡 | |
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この本は郵政選挙で落選してしまった著者が、落選後ソフトバンクの社長室長として働くことになった経緯と、ソフトバンクでの仕事の内容などが書かれています。
ビジネスマンとして3年間、ソフトバンクで働いてきたようですが、著者はやはり政治家です。書かれている内容も読者が期待すると思われる孫正義氏の素顔とかではなく、自身のことがいろいろと書いてあります。
光回線の平均的な支払いは7000円前後だと思いますが、それを孫氏は690円まで下げることも可能だと「通信・放送の在り方に関する懇談会」で発表したそうです。
現在のNTTが他の事業者に貸し出す際の料金はファイバー1本あたり約5000円である。孫社長の690円は、その7分の1という革命的な安さである。普通の人が言うなら一笑に付されるだろうが、ブロードバンドの価格破壊を実践してきた孫社長の言葉故に会場の耳目を集めた。
光ファイバーを2010年までに6000万回線敷設する総投資額を試算したところ6兆円かかる。NTTの試算で3000万回線、3兆円というから妥当な線であろう。
設備減価償却期間を20年とする。債権による資金調達とし、年利2%と計算すると光ファイバー1回線、月額690円で貸せるのだ。詳細な試算資料は懇談会などに提出した。
光ファイバーは大雑把に言えばガラスでできている。今の電話メタル回線よりも持つのだから、コストは安くすむというのが孫社長の主張である。
かなり簡単な試算なような気がしますが、光回線が月額690円というのは魅力的な値段ではあります。2011年のデジタル放送もこの光回線を利用しなければ地方の奥地などは間に合わないような状況ではないかと思われます。
金融不安による株価の下落により、ソフトバンクの経営が危ないのではないかといった噂が消えません。ソフトバンクが参入すると価格破壊が起こるので嬉しいのですが、その事によってみんなが疲弊しすぎるのも困ります。
光回線の690円はまだまだ先だと思いますが来年のソフトバンクの動向に注目です。どこまで本当かは分かりませんが分割身売りといった噂もありますし・・・。
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