683冊目 投資リッチの告白
| 投資リッチの告白 (Kobunsha Paperbacks Business 18) 著者:上条詩郎 | |
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「貯蓄から投資へ」、構造改革、規制緩和などここ数年の流れを推奨し、その流れに上手に乗ることによってもっと楽しく人生を生きましょうといった内容の本です。
グローバル経済、スーパー資本主義の時代は、人類みな個人投資家なのです。
そして、うれしいことに、グローバル経済というのは、世界中に投資先があるのです。世界まるごとマーケットなのですから、こんな楽しい時代はありません。
ところが、日本人はなぜか、日本だけしか考えません。これだと、世界まるごとマーケットの恩恵は受けられません。
そこで、まずは、こう心の中で叫んでください。
グローバル経済、スーパー資本主義、バンザイ!
スーパー資本主義の弊害がかなりの金融不安を世界中に撒き散らしています。この本では世界経済全体が成長し続けるということを前提に書かれており、現在のように景気後退が予測される時には事情が少し変わってくるように思われます。
投資がダメというのではなく、株価が高い時に政府が「貯蓄から投資へ」と国民の大事なお金を市場に誘導するようなことが問題だと思います。昨年、投資信託や株、外貨に投資をしたほとんどの人たちが損をしているではないでしょうか?
著者が主張するグローバルに投資先を考えるというのは納得できますが、世界の中心、アメリカ経済の景気が後退するようでは投資も慎重に考えたほうがいいかもしれません。
財産のバランスを考えて投資をすることを推奨しているはいいのですが、「投資をしないことは損している」と煽るのは賛同しかねます。
著者の大好きなグローバル経済、スーパー資本主義がこれからどうなるのかは専門家でも意見の分かれるところです。もしかしたら「投資リッチ」になるためには次の機会を待たなければいけないかもしれませんし、今がその時なのかもしれません。
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