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802冊目 徹底抗戦

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徹底抗戦

著者:堀江 貴文

徹底抗戦

本のブログとしては約1ヶ月ぶりの更新となります。周に4冊ぐらい本を読んでいたのですが仕事が忙しくてなかなか感想を書く気になれませんでした。

ただこのライブドア事件に関しては特別な思い入れがあるのと、また堀江氏自身が書かれた本なので紹介してみたいと思います。

2003年の竹中氏による、りそな銀行国有化政策から外資が日本の株式市場の約6割をも占めるようになりました。その勢いに上手に便乗しながらとんとん拍子に拡大していったライブドア。ニッポン放送の買収問題では今は無きリーマンからMSCBを利用して800億円も資金調達に成功しています。

そんなライブドアが突如、東京地検の捜査を受けることとなり、捜査翌日の東京株式市場は大混乱で、ライブドアにいたってはストップ安の連続でした。

あれほど活況だった新興市場もこの事件をきっかけにすっかり低迷してしまい、今から考えてもただの経済事件として扱うにはあまりにも影響が大きかった気がします。

読んでみて思うのは、それが良いか悪いかは別として堀江氏にウソはないように思われます。強引とも思える東京地検の捜査も、裁判の結果も、納得いかない部分もありますが加熱しすぎた株式市場の目を覚ます効果は十分ありました。

もしあのままライブドア事件がなければ間違いなく株式市場はバブルに近い状態になり、もしかしたら今よりももっと日本は深刻な金融危機になっていたのかもしれません。

この事件をきっかけに世の中のことに興味をもち始め、たくさんの本を読むようになりました。テレビや新聞だけでは気付かないようなことも気付くようになり自分にとっては人生の転機とも呼べる事件です。

この本では詳しく書かれていませんが、やはりこのライブドア事件のキーマンは自殺されたエイチ・エス証券副社長だった野口氏であり、野口氏が考えたスキームを実際に実行していたのが宮内氏だったのではないかと思われます。野口氏が自殺したことによってこの事件の真実は永遠に闇に葬り去られたのではないでしょうか。

ライブドア事件に興味がある人は是非読んでみるといいと思いますが、堀江氏が新事実を告白しているわけではないのであまり期待はしない方がいいと思います。

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