官公庁

738冊目 「地価」はつくられている

「地価」はつくられている―あなたのその投資、大丈夫? (リュウ・ブックスアステ新書 (053))

著者:濠 壱成

「地価」はつくられている―あなたのその投資、大丈夫? (リュウ・ブックスアステ新書 (053))

サブプライム問題やアーバンの破たんにより、不動産投資は危険なイメージができてしまいました。この本ではどうやって地価が決められているのかそのカラクリが解説してあります。

不動産の価格は、需給関係で決まるものではなく、国策や言い値鑑定で決まってしまうのである。

つまり、価格はあってないようなものであり、不動産価格ありきの投資は絶対してはならないのである。


不動産を見る目を養っておけば、不動産価格の上昇期、下降期、反転期に関係なく、つねに、投資チャンスはある。

何も時期を待っている必要はない。

不況の今こそ、最大の不動産投資のチャンスなのである。


今まで何も疑問に思うことなかった不動産の価格はかなりいい加減なものだということに気付きました。不動産鑑定士も、銀行も、ファンドもみんないい加減。失敗すると国民に負担をしいるわけですから仕組まれた勝ち組です。

大きく流れをつかむことができれば、不動産投資はかなりローリスクになりそうです。問題は小額ではできないのでやはり儲かるのはお金持ちの人達ということです。

不動産投資をしている人や興味がある人は読んでみると参考になると思います。

↓ よろしかったらクリックお願いします。

にほんブログ村 本ブログへ

人気blogランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

729冊目 全国オービス&ネズミ捕りマップ完璧ガイド

全国オービス&ネズミ捕りマップ完璧ガイド 2008~2009 (2008) (別冊ベストカー)

全国オービス&ネズミ捕りマップ完璧ガイド 2008~2009 (2008) (別冊ベストカー)


若い頃は高速道路でオービスにビクビクしながら運転していましたが、ある日オービスが設置されている場所には必ず警告板があるはずだよって教えてもらってからはネズミ捕りだけに注意して運転しています。といってもスピードを出すと集中力がいるのとガソリンを消費するので、最近はゆっくりマイペース運転を心がけています。

この本の凄いのは全国のオービスの設置場所が紹介されているのだけでなく、全国の覆面パトカーの車種とナンバーまで紹介してあるのには驚きました。

取り締まり頻発スポットのポイント

 快適に走れる幹線道路
 ほとんど信号がない
 走りやすいのに制限速度が低い
 下り坂・上り坂でオーバースピードになりやすい
 ゆるやかな坂やカーブでその先が死角になっている


傾向と対策が解説してありますが、やはりよく取り締まりをしている場所を覚えておくことが一番いいと思います。この本では一般道のオービスの設置場所も紹介しているので住んでいる近辺を調べてみてもいいかもしれません。

当たり前ですがスピードを出さなければ捕まることもないのでゆっくりマイペースで運転するのが一番です。

↓ よろしかったらクリックお願いします。

にほんブログ村 本ブログへ

人気blogランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

691冊目 ヤメ検

ヤメ検―司法エリートが利欲に転ぶとき

著者:森 功

ヤメ検―司法エリートが利欲に転ぶとき


ヤメ検、元検事で退官後に弁護士として活躍する人達。とくに東京や大阪の特捜部で働いていたやり手の検事は弁護士になってからも刑事弁護のプロとして大きな事件には登場するようです。

かつて反社会的行為を取り締まってきた元検事が、犯罪者の代理人となる。辣腕検事が、一転して刑事被告人の代理人として事件にかかわる。司法界にはそんな理解しづらいヤメ検たちが厳然として存在している。そして、大きな事件になればなるほど、被告人は有力なヤメ検弁護士を頼る。そうしてヤメ検は司法界でその存在感を増していく。

東京地検や大阪地検の特捜部が手掛けるような大事件が起こると、世の中は大騒ぎする。摘発したら捜査当局に大きな拍手が送られる。そんな事件の裏では、捜査当局と犯人との知られざる暗闘がある。検察と犯人のあいだで繰り広げられる熾烈な駆け引きの間隙で立ち回るのが、ヤメ検弁護士である。

ときに検察と真っ向から対峙し、ときに検察と折り合いをつける。事件の行方を左右する重大な役回りを果たしているといえる。しかし、ヤメ検がかかわった昨今の重大事件を見た場合、真相解明にはほど遠いケースも少なくない。

それにしても日本を震撼するような大事件ともなれば、連日報道され、事件の内容もしっかりと把握できているものとばかり思っていましたが、この本を読んでみると事件の真実はまったく違うこともたくさんあるみたいです。

この本で紹介されている事件は、

• 「反転」の著者田中森一氏詐欺事件
• 朝鮮総連の不動産詐欺事件の緒方重威氏
• 山田洋行の防衛汚職事件の真相
• 和歌山の官製談合・汚職事件
• 福島県知事汚職事件

他にもエリート検事の挫折や吉本興業の捜査の内情なども解説してあります。かなり詳しく取材してありテレビ報道というもののいい加減さをあらためて感じました。

↓ よろしかったらクリックお願いします。

にほんブログ村 本ブログへ

人気blogランキングへ

B’z LIVE-GYM Hidden Pleasure ~Typhoon No.20~ B’z LIVE-GYM Hidden Pleasure ~Typhoon No.20~

販売元:VERMILLION RECORDS(J)(D)
発売日:2008/12/10
Amazon.co.jpで詳細を確認する

| | コメント (0) | トラックバック (0)

677冊目 在日米軍最前線

在日米軍最前線 軍事列島日本

著者:斉藤 光政

在日米軍最前線 軍事列島日本

在日米軍の再編に伴い米軍基地のある各自治体はいろいろと振り回されています。どうも米軍が悪いというよりは、防衛は国の専管事項だからと、一方的に押し付ける国の方針に疑問をもちます。少しでも逆らえば交付金を出さないなどの措置をとり、財政が厳しい地方の情勢を逆手にとって国は話し合いの余地などもたない状況です。

この本では主に青森の三沢基地周辺のミサイル防衛についていろいろと取材されたことが書かれています。果たして命中度が疑問視されるPAC3が必要なのかどうか、意見はいろいろと分かれると思いますが防衛だけに難しい問題です。

米軍戦力について、

そもそも、「世界の警察」を自認し、世界中のどこにでも即時に出撃することを前提にしている米軍は、約一五○万人の大兵力を世界の五つの地域(五統合軍)に分けて展開している。五統合軍とは太平洋軍、欧州軍、中央軍、北方軍、南方軍である。これらの統合軍の中で最大規模を誇るのが、ハワイのキャンプ・スミスに司令部を置く太平洋軍だ。担当地域はアフリカの東海岸から米本土の西海岸まで広範囲に及ぶが、これは、じつに地球表面の半分に相当する。

太平洋軍の総兵力は約三○万人で、陸・海・空・海兵隊の四軍ごとに、さらに太平洋陸軍、太平洋艦隊、太平洋空軍、太平洋海兵隊に分かれる。(中略)

在日米軍の兵力は変動があるが、基本的には陸軍二○○○人、海軍五○○○人、空軍一万四○○○人、海兵隊一万八○○○人の計約三万九○○○人。


しかし、この数には横須賀と佐世保を母港とする太平洋艦隊第7艦隊の艦船は含まれていない。これらの洋上兵力は一万二○○○人程度と見積もられている。つまり、太平洋軍の六分の一に当たる五万人強が日本列島を拠点に活動している計算だ。

在日米軍の問題は賛否両論あるとは思います。しかし北朝鮮にしても、中国にしても、ロシアにしても、米軍が日本に駐留していることがこれらの国にとって、無茶できないといった抑止力になっていると思われます。

自衛隊だけで日本を防衛するというのは現状では難しいのではないでしょうか?

青森のミサイル防衛について詳しく書かれているので青森県人の人は是非読んでみるといいと思います。

追記

とうとう来年からオバマ大統領の誕生です。見事に予想をはずしてしまいました。(泣)

歴史的にアメリカ民主党政権は日本に対して厳しい要求をしてくるように思われます。北朝鮮も新しいミサイル基地を建設中のようですし、来年は日本にとっては経済的にも軍事的にも難しい状況になりそうです。

↓ よろしかったらクリックお願いします。

にほんブログ村 本ブログへ

人気blogランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

659冊目 新版 ハローワーク150%トコトン活用術

新版 ハローワーク150%トコトン活用術 (DO BOOKS) (DO BOOKS)

著者:日向咲嗣


いまのところリストラの対象にもなっていないようなのでハローワークに行く必要性を感じたことはないのですが、これからいつお世話になるか分からない時代なので今後の為に読んでみました。

ハローワークで紹介してもらう前に確認しておいた方がいいのが面接を受けようとする会社の離職率。

ハロワに限らず求人誌でも注意したいのが異常に離職率の高い会社。早い話が、ノルマがキツかったり、労働条件が劣悪だったり、ワンマン社長が好き勝手していたりして、入社するそばから社員が辞めていく“ヤバい会社”ですね。(中略)

「ココってヤバい会社ですか?」と聞いても、職員は、たとえ知っていたとしても、立場上「そうです」とは答えてくれません。


ところが、少し聞き方を変えるだけで、簡単にヤバい会社かどうかを見分けることができるんです。

それは「過去の求人履歴は?」と聞くことです。


ハロワには求人企業の過去のデータが残っていますから、過去1年間にハロワに何回求人と出して、そのたびに何人採用したかまでを聞いておくわけです。

ハローワークの求人は常時50〜60万件も登録されているようで日本全国どこのハローワークからでも検索可能だそうです。これだけの数の求人は民間ではもちろんないようですが求人の種類もいろいろのようです。

ハローワークの上手な利用のしかたや失業保険を貰うための裏技なども紹介してあり知っているのと知らないのとでは結果が大きく変わってきます。

↓ よろしかったらクリックお願いします。

にほんブログ村 本ブログへ

人気blogランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

643冊目 司法に経済犯罪は裁けるか

司法に経済犯罪は裁けるか

著者:細野 祐二

司法に経済犯罪は裁けるか

著者は公認会計士であり、2004年にキャッツ株価操縦事件で有価証券報告書虚為記載罪の共同正犯として逮捕・起訴されたそうですが無罪を主張しつづけています。

経済事件は非常に判断が難しく検察の意向で有罪にも無罪にもなるようです。ですから検察の考えるシナリオに同意しなければより重たい刑を求刑され、同意すれば執行猶予や起訴猶予といった結果になるようです。

特別法経済事件を全面否認して争うのは、膨大な時間とは別に、実はとてつもなく金がかかる。一審及び控訴審を通じて私が支払ってきた弁護士報酬は三○○○万円ほどになる。最高裁があるので、最終的には四○○○万円近い弁護士報酬がかかるはずであり、これは同種事案における弁護士報酬の平均相場となっている。無実であることとは別に、これだけの金と時間を費やしてみても、統計上、日本の刑事裁判に勝つことはほぼ絶望的である。日本の刑事事件における起訴有罪率は九九・九%なのである。

一端検察に起訴されてしまうと無罪を勝ち取ることは難しく、有罪か無罪かは検察官によって判断されているのと事実上同じということです。

「俺は関係ないけれど、確かにあいつがやったのを見たよ」

被疑者の関係者がこんなことを言ってくれれば、いくら被疑者が否認しても、本人が自白したのと同じことになってしまう。日本の司法実務上、関係者の自白は物証と同じように証拠能力が認められるからである。要するに、本人の自白にかかわらず、客観証拠なき広義の自白(関係者の自白を含む)こそ日本の冤罪の根源的要因であるという結論を得ることができる。


とくに経済事件では物証になるようなものはなく、お金も銀行などを介していなければまったく証拠とならないようです。そこで重要になってくるのが関係者の証言ということになるようですがこの証言が検察との取引により信憑性がないのに認める関係者もいるそうです。

ライブドア事件でいえば堀江氏がいかに否認しようとも関係なく、検察は周りの宮内氏や熊谷氏を最初からターゲットに定めて証言をとったように思います。

不幸なことに、現行会計においては、金の流れを合法的に隠蔽する方法がある。信託勘定、SPC(特別目的会社)、投資事業組合、匿名組合がそれである。

会計では、費消した金は、その性質に応じた内容の科目を明示して決算書に開示しなければならない。(中略)


しかし、金がいったん匿名性投資勘定に入ると、匿名性投資勘定としての処理と開示が求められるだけであり、匿名性投資勘定から先の金の行き場所はいっさい開示義務がないのである。したがって、金の行き場所を隠したければ、経営者は金を必ず匿名性投資勘定に隠す。

ここ数年は大量の闇社会の資金がこれらの方法で株式市場に流れ莫大な利益をあげています。行き過ぎた逮捕はよくないとは思いますが、法律の隙間を悪用するような事案は多少強引でも対処する必要があるのではないでしょうか?

どんどん複雑化する経済で司法もまたそれに対応するだけの能力が必要となっており、裁判官や検察も会計に関する知識が求めれているそうです。

↓ よろしかったらクリックお願いします。

にほんブログ村 本ブログへ

人気blogランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

629冊目 マル暴刑事犯科帳

マル暴刑事犯科帳―警察とヤクザの裏事情

著者:木藪 愼市

マル暴刑事犯科帳―警察とヤクザの裏事情

元警視庁刑事部捜査四課で刑事として働いた経験が書いてあります。警察や自分を美化するわけでもなく、ただ現役の刑事が普段どのように考え仕事をしているのかが分かります。

ヤクザ、刑事の資質、泥棒、繁華街犯罪、警察組織、政治家の圧力などいろいろなことが日々起こっているようで興味深い話もたくさんあります。

警察官は六十歳で定年退職になる。世間では退職後の天下り先が何かとかまびすしい。実際は世間が羨むような再就職先がある警察官はほんの一握りに過ぎない。(中略)

警察官の中でも民間企業から引き合いが多い人材は、捜査二課と四課の刑事だ。特に銀行や証券などの金融関係から人気だ。(中略)


銀行に再就職して元刑事が担当する仕事といえば調査だ。例えば、横領や使い込みが発覚した場合、どこまで事件があるかの内部調査。融資する相手や会社の信用調査などもある。しかし、中途退職者はともかく、定年退職者は再就職しても期間が二〜三年というケースがほとんどで、年収は四百〜五百万円が相場だ。

経験をいかして警察を退職した後に民間企業に就職するのはまったく問題ないと思います。それを世間では天下りと批判していますが、銀行員だってある程度の年齢になると融資先の銀行へと出向することも多く、これも天下りではないでしょうか?

なんでもかんでも批判するのではなくもう少しゆとりをもって物事を判断する必要が自分も含めてありそうです。

昔ながらの職人気質の刑事の仕事ぶりが分かり面白いと思います。

↓ よろしかったらクリックお願いします。

にほんブログ村 本ブログへ

人気blogランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

627冊目 入門 長寿[後期高齢者]医療制度

入門 長寿[後期高齢者]医療制度

著者:結城 康博

入門 長寿[後期高齢者]医療制度

国の制度というのはなぜこんなにも分かりにくくできているのでしょうか?

言葉も難しいしもっと簡単な言葉で誰にでも理解できるように説明してもらいたいものです。この後期高齢者医療制度にしても世間では大変な大騒ぎになっていますが制度を本当に理解している人は少ないと思います。

この後期高齢者医療制度の創設によって大きく変わるのが、被保険者の範囲と保険料、それに診療報酬体系の3点である。具体的には、後期高齢者一人ひとりに保険料の負担を求め(急激な負担増を緩和するために負担凍結措置や経過措置が設けられている)、原則、その保険料を特別徴収(年金天引き)すること。もう一つは、「終末期医療」「退院の促進」「外来医療の担当医制の促進」等、後期高齢者の診療報酬体系(医療の値段)を構築したこと。三つ目は保険者を市区町村単位ではなく都道府県単位の「広域連合」としたことである。つまり、後期高齢者医療制度の創設によって、被保険者の負担と給付する医療の範囲を明確化し、あわせて保険財政を強固なものにするというのが、制度創設の目的である。

上の三つの要点も理解できるのですが、それによってどれだけの影響が75歳以上の対象者にあるのかは具体的にイメージできません。

これから高齢者の日本の総人口に占める割合もどんどん増加するのが分かっているだけに医療制度は深刻な問題となります。

読んだ感想としては、ある程度の保険制度の知識などがないと一度読んだだけではなかなか理解しにくいと思います。

↓ よろしかったらクリックお願いします。

にほんブログ村 本ブログへ

人気blogランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

619冊目 官僚亡国論

官僚亡国論 「官」にあって「官」と闘う

著者:田中 一昭

官僚亡国論 「官」にあって「官」と闘う


国民から悪の権化のように思われている官僚。元公務員の著者が官僚について、また自身が関わった国鉄や道路公団の民営化などの裏側まで解説してます。公務員制度改革以外は話が少し古いのですが興味があれば読んでみてください。

官僚が現在有している「権益」による悪行は、あわれむべきほどの些細なものから巨悪と呼ばれるほどの大がかりなものまで、程度の差はあれ、いずれもその根は深い。なにしろ、個人の倫理観の欠如による事件にとどまらず、「省益」どころか「局益」めあての行為もまた横行しているのだ。根底から変革を迫らねばなるまい。

すべての原因を官僚に押し付けてしまうのはあまり好きではありません。つい数年前まで日本の大手銀行も公的資金という税金を使って救済されたばかりですし、アメリカでも日本でも、官でも民でも、最近のリーマンの破たんに象徴されるようにやっていることは結構いいかげんだったりします。

↓ よろしかったらクリックお願いします。

にほんブログ村 本ブログへ

人気blogランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

610冊目 元死刑執行官だけが知る監獄の叫び

元死刑執行官だけが知る監獄の叫び

著者:藤田 公彦

元死刑執行官だけが知る監獄の叫び

外国人犯罪が増え刑務所がパンクしそうな状況のようです。ただでさえ普段から犯罪者と接している刑務官にかかるストレスが外国人犯罪者の収容によって、ますます増加しており崩壊寸前の様相だそうです。

大阪拘置所を拝命施設として始まった私の刑務官勤務は三十年に及んだ。施設を牛耳る暴力団組長との一触即発の危機に対峙したこともあるし、やくざに籠絡された同僚、幹部の摘発に命を賭けたこともある。死刑執行に立ち会ったこともある。

先日また三人の死刑囚の死刑が執行されましたが、死刑因と接する刑務官にはかなりのストレスや緊張感がかかるようです。

ついでながら「死刑廃止論」について、ここで私の意見を申し述べておく。

死刑に代えて「終身刑」を設けるとする国会議員を含めた連盟組織がある。彼らの主張は、死刑は残虐である、冤罪の場合は取り返しがつかない、死刑廃止は世界的な潮流であるなどのことを根拠にしている。しかし、命を絶つかわりに二度とシャバを見ることなく死ぬまで獄中で暮らせという刑が「残虐でない」とどうしていえるのだろう。死刑に処されるべき極悪非道な犯罪者が、喜んで獄死を待ち続けるなどと思うのは、あまりにも現実を無視した無責任な発想である。

「終身刑」という以上、獄死するまで刑務官が面倒をみろということだろうが、二度と社会へ戻ることができないと知った犯罪者が自暴自棄になってやることといえば、職員を襲って脱走を企てることだ。なにしろ何人殺したところで死刑にはならないのだから、ダメでもともと、やらないだけ損だという考え方である。

死刑制度の存置についてはさまざまな意見がありますが、理想論だけでは対処しきれない現場の意見というのも重みがあります。

テレビを見ていたら無駄を省いて公務員の人数を減らせといった意見ばかりですが、医療にしても刑務所にしても予算がつかないばかりに崩壊寸前といった状況まで追い込まれているところもあります。

刑務所や拘置所といった場所がどのように運営され、どういった問題に直面しているのか分かるので読んでみてら参考になると思います。

関連

599冊目 大阪拘置所「粛正」刑務官

↓ よろしかったらクリックお願いします。

にほんブログ村 本ブログへ

人気blogランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

599冊目 大阪拘置所「粛正」刑務官

大阪拘置所「粛正」刑務官 獄中で最も怖れられた男の回想録

著者:藤田 公彦

大阪拘置所「粛正」刑務官 獄中で最も怖れられた男の回想録

拘置所や刑務所で働く刑務官。法を犯した人と常に接しているわけですからかなりのストレスを受ける職業ではあります。著者は刑務官として三十三年間働き、不正を働く同僚の刑務官や収容者と闘ってきたそうです。

大阪拘置所は暴力団が多い関西の特質を反映して、全国でもヤクザの収容者が多い拘置所として有名でした。準構成員まで入れますと、二千名を超える収容者の半数以上がヤクザという驚くべきものです。こういうヤクザ連中が、刑務官を籠絡し、腐敗刑務官を生み出していたのです。

当時、大阪拘置所は別名“伏魔殿”と呼ばれ、何が起こるか分からない拘置所としても悪名を轟かせておりました。

看守を使ってタバコを差し入れさしたり、夜中に好きなように行動したりと信じられないような状態や、山口組を代表するような組長とのかけひき、死刑執行官に選ればれたときについてなどいろいろと書かれています。

著者は正義感が強く、よくこれだけ敵を作りながら、生きてこられたなと感心してしまいます。ドラマのような内容ですが、規律が乱れた刑務所や拘置所の実態が分かり面白いと思います。

↓ よろしかったらクリックお願いします。

にほんブログ村 本ブログへ

人気blogランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

590冊目 続・警察裏物語

続・警察裏物語-27万人の巨大組織、警察のお仕事と素顔の警察官たち

著者:北芝健

続・警察裏物語-27万人の巨大組織、警察のお仕事と素顔の警察官たち

いろいろと週刊誌などで経歴詐称や年齢詐称などの疑があると掲載されましたが、著者自信の考えや主張は本の最後に紹介されています。経歴詐称については裁判所から経歴の詐称はしていないといった証明文書が出され、年齢詐称については始めから公開していないので詐称ではないといったスタンスのようです。

ただ本当のところは第三者にはよく分からないというのが本音のような気がします。

警察での出世の早道は、なんといってもキャリアで採用されることだろう。

キャリアとは、国家公務員採用I種試験をクリアして警察庁へ入った者のことで、全国の警察官二十七万人のうち五百名ほどしかいない、超難関ルートだ。


自衛官の人数が約二十四万人ですから約五十万人で国の治安と防衛を維持していることになります。それにしてもキャリアの人数の少なさには驚かされました。全体で五百名ですから毎年十数名のキャリアしか採用されないということだと思います。

まさに超エリート・・・!

この本では公表されることのない人間味あふれる警察内部のことや著者の武勇伝などが中心に書かれています。少し誇大表現ではないかと思われるような箇所もありますが、最初からそのことを前提として読んでみると面白いのでないでしょうか。

追記

福田首相の辞任によって大騒ぎになっている政界ですが、小池百合子氏が新しく選ばれそうな気がします。そうでなければ麻生氏が選ばれ、その後の総選挙で自民党は民主党に大敗し、政権交代といったシナリオになるような気がします。今のところ政権交代のほうが可能性が高そうではありますが・・・。

↓ よろしかったらクリックお願いします。

にほんブログ村 本ブログへ

人気blogランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

573冊目 自衛隊の秘密がズバリ!わかる本

自衛隊の秘密がズバリ!わかる本―気になる陸・海・空の内部に迫る! (KAWADE夢文庫 795)

自衛隊の秘密がズバリ!わかる本―気になる陸・海・空の内部に迫る! (KAWADE夢文庫 795)

自衛隊の制度、仕組み、歴史、憲法解釈、仕事内容などについて詳しく紹介されています。

自衛官の人数、

「防衛計画の大綱」にある2007年3月末時点での自衛官の定員は、陸上自衛隊が15万5696人、海上自衛隊が4万5812人、そして航空自衛隊が4万7342人。これに統合幕僚監部などの2372人を加え、合計25万1222人を定員としている。

これに対して、実際には、陸上自衛隊が14万8631人、海上自衛隊が4万4495人、航空自衛隊が4万5733人、統合幕僚監部などが2111人で、合計24万970人、つまり、定員25万1222人のところ、24万970人の自衛官が所属していることになる。

さらにあまり知られていないが、平時は会社員や大学生をしていて非常時になると召集される自衛官もいる。この予備役の自衛官は陸上自衛隊に属し、7000人が定数とされている。

この自衛官の数が多いのか少ないのかは意見の分かれるところだと思いますが、少なくとも国の防衛ということを考えると必要なのではないでしょうか。

自衛隊も不祥事や自殺などの問題がいろいろと表面化してきました。自衛隊に就職したい人や興味がある人は読んでみるべきだと思います。

↓ よろしかったらクリックお願いします。

にほんブログ村 本ブログへ

人気blogランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

562冊目 霞が関埋蔵金男が明かす「お国の経済」

霞が関埋蔵金男が明かす「お国の経済」 (文春新書 635)

著者:高橋 洋一

霞が関埋蔵金男が明かす「お国の経済」 (文春新書 635)

埋蔵金を発見し、郵政民営化を成功に導くなど竹中平蔵元大臣の懐刀。この人がいなければ小泉政権の経済をはじめ、いろいろな政策は成り立たなかったのではないでしょうか。これからその結果の是非が問われるところです。

―年初から、サブプライムローン問題で円高が一気に進んで、大変ですよね。

高橋

今の日本経済の低迷はサブプライムと関係ないって(笑)。

サブプライムはアメリカ・ヨーロッパの話でしょう。アメリカのほうが日本の十倍以上大変だよ。ヨーロッパもたしかに大変なんだ。買っているから。


でも日本はほとんど、五パーセントも買っていないから関係ないはずなんだよ。アメリカとヨーロッパは協調の政策金融をやっても、日本銀行は協調も何も全然入りもしないじゃない。ほんとうに大変だったら日欧米で一緒にやるよ。

では、日本はどうして株価が下がるのかと思うでしょう。それは異常に引き締めているから(笑)。


アメリカなんかが金融緩和に行ったときに、一緒に緩和すればいいのに、日本銀行は緩和しないでしょう。だから、金利の高い円に振れて、円高になっちゃう。

この金利の高い円というのがよく分かりませんが、サブプライムの株価低迷の理由でもいろいろと意見がわかれます。著者によると日銀のせいだそうです。

元財務官僚の著者が官僚制度の批判、地方自治、それから国の財政や金融について解説してあります。納得できることから都合よく解釈しているんじゃないのと思えることまでありますが、小泉政権を支持する人は読んでおいた方がいいのではないかと思います。

データというものは立場によってどのようにも操作することができる都合のいいものです。まったく違う意見でもアプローチを変えれば同じデータで説明することも可能です。先入観を持っていると自分のバイアスで理解してしまうので気をつけなければいけないといつも思います。

↓ よろしかったらクリックお願いします。

にほんブログ村 本ブログへ

人気blogランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

559冊目 お金がもらえるハンドブック

お金がもらえるハンドブック (PHPハンドブック) (PHPハンドブック)

著者:PHP研究所

お金がもらえるハンドブック (PHPハンドブック) (PHPハンドブック)

ネットで稼ぐとか、宝くじを買うとかしてお金をもらうといった内容ではなく、ちゃんとした日本の制度である行政や年金などのサービスをわかりやすく解説してあります。年金などをはじめいろいろな制度が複雑なので、一家に一冊このような制度について解説した本が必要だと思います。

出産、育児、病気、失業、離婚、住宅購入、親の介護、事故・・・。行政や各種公的保険では、生活をサポートするためのさまざまな給付金やサービスを用意しています。

しかし、これらの多くは「申請」主義。もらえる権利があっても、自分で届け出なければもらえないのです。


知っているのと知らないのでは結果が変わってきます。セコイようですが、貰えるものは貰う。年金も申請しなければ一銭も貰えません。権利はあるのに申請しなければ渡さないというのもなんだか腑に落ちない気もします。

それにしても行政サービスも地方自治体によっていろいろと違いがあります。やはり予算が多い東京の方が地方に比べ充実している印象があります。退職して年金があまり期待できない世の中で、できるならば税金の徴収が少ない地方自治体に住むほうが負担が減っていいかもしれません。

道州制が導入されれば、地方の行政サービスは予算がないのでますます低下していくことが予想されます。各地方自治体のサービスなどを比較したサイトでもあると面白いと思うのですが。

↓ よろしかったらクリックお願いします。

にほんブログ村 本ブログへ

人気blogランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

549冊目 自衛隊員が死んでいく

自衛隊員が死んでいく―“自殺事故”多発地帯からの報告

著者:三宅 勝久

自衛隊員が死んでいく―“自殺事故”多発地帯からの報告

職場でのイジメなどを苦にして自殺する自衛隊員が増えているそうです。語弊があるかもしれませんが、いってみれば軍隊なわけですから厳格な上下関係を維持するための規律がときにはいきすぎるケースなどもあるのかもしれません。ただ自殺者が出ているので、そのことが決して許されることではないとは思います。

年間五○人前後で推移していた自衛官の自殺者が増加の兆しをみせはじめたのは一九九七年ごろからだ。増加傾向は二一世紀に入っても止まらない。事務官等を入れた自衛隊員の自殺者数でみると、二○○○年度には過去最多の八一人に達した(自衛官七三人、事務官等八人)

すこし古いデータですから今ならもっと増えているかもしれません。理由は、ギャンブル、酒、借金苦、イジメ、うつ病、過度のストレスなどいろいろのようです。

戦後六○余年を経たいま、自衛隊は急ピッチで変わろうとしている。同時に隊員の心にも異変が起きている。自殺だけではない。殺人、強姦、強盗といった凶悪な罪を犯したり、薬物に手を出す自衛官は後を絶たない。

本書では、普通の自衛官をめぐる、いくつかの「ありふれた」事件を追った。心身を鍛えられて精強なはずの自衛隊員が、なぜ死を急ぐのか、どうして荒れるのかー。年間予算およそ四兆七○○○億円、職員数二六万人。日本最大の役所が抱える底知れぬ病理の一端なりとも照らし出せれば幸いである。

自衛隊という日本の防衛を支える場所で何が起こっているのか、自殺を選んでしまった自衛隊員の遺族は何を思うのかなど紹介してあります。ゆとりのなくなった現代社会、どこも問題は深刻です。

↓ よろしかったらクリックお願いします。

にほんブログ村 本ブログへ

人気blogランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

522冊目 私は外務省の傭われスパイだった

私は外務省の傭われスパイだった

著者:原 博文

私は外務省の傭われスパイだった

外務省のスパイとして中国国家安全省に捕まり懲役8年の実刑判決を受け、中国の刑務所に服役し、その後日本に帰ってきて生活保護受給者としての生活を強いられているようです。

本書は私がいかにして外務省のスパイになったか、私が渡した情報内容や北京などでの諜報活動の詳細、北京市安全局に逮捕されたときの状況やその後の取り調べ、拘置所での生活、その後の北京市第二監獄や良郷監獄での体験などをまとめたものだ。私の少年時代から、残留孤児二世としての日本での生活、東京で新聞社を経営したことなども付け加えた。いわば、私の半生記になっている。

ドラマのような内容です。著者自信が中国残留孤児の子として中国で育ち、日本語をほとんど話せない状態で日本に帰り、職もなくホームレス生活から脱出した後新聞社を立ち上げ、その後スパイとなり中国で逮捕されます。

騙したり騙されたり、利用したり、利用されたりと複雑きわまりないスパイの世界です。著者が本当に外務省に騙され利用されたのか、それとも中国の二重スパイとして活動していた可能性などもあるわけですからそういうことも考えて読んでみるといいと思います。ウソと本当が交錯しているので何が正しいのかは分かりません。

ただ著者が主張するように日本政府は海外で日本国民が何かのトラブルに巻き込まれても率先して守ってくれるといったことがないような気もします。何十年とほったらかしにされ、北朝鮮に拉致された人達の対応をみてもそう感じます。

↓ よろしかったらクリックお願いします。

にほんブログ村 本ブログへ

人気blogランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

521冊目 公務員の異常な世界

公務員の異常な世界―給料・手当・官舎・休暇 (幻冬舎新書 わ 2-1)

著者:若林 亜紀

公務員の異常な世界―給料・手当・官舎・休暇 (幻冬舎新書 わ 2-1)

この本は公務員専門ジャーナリストの著者が自信の経験や公務員の制度などについて調べたことを書いてあります。109冊目、独身手当のほうが内容が詳しかったような印象がありました。

私は厚生労働省の研究所に一○年勤め、その湯水のような公金浪費ぶりを週刊誌に内部告発して辞めました。出版社から本も出してもらえると聞いて退職したのですが、途中で、

「やっぱりウチからは出せません」

などと言われたりして、紆余曲折を経てなんとか○三年に「ホージンノススメ
特殊法人職員の優雅で怠惰な生活日誌」を出版しました。辞めてから三年間は貯金を切り崩して生活していました。


1000兆円を超える財政赤字は怠惰な公務員が招いた結果であり、お役所のムダと非効率を改善するだけで消費税のアップは必要なくなるといった考えのようです。

公務員バッシング全盛ですが、親が子どもにつかせたい職業、高校生のなりたい職業の第一位が公務員だそうです。なんともよく分かりません。

国の借金は官僚の責任、医療ミスは医師の責任、子どもの学力低下は教師の責任と、なんでもかんでも責任を他人に押し付けているような気もします。生活は苦しくなるばかりで未来に希望をもてない状況が、みんなからゆとりを失くさせているのかもしれません。もちろん私も人事ではありませんが・・・。

↓ よろしかったらクリックお願いします。

にほんブログ村 本ブログへ

人気blogランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

516冊目 在日米軍司令部

在日米軍司令部

著者:春原 剛

在日米軍司令部

日本の防衛を考えると在日米軍の存在は非常に大きいものがあります。ここ数年中国は稼いだお金を膨大な軍事予算に組み込んでいるようで不気味な存在です。ロシアも原油とガスの価格高騰により経済的に潤ってきています。

アメリカが日本に駐留していることはかなりの抑止力になるのではないでしょうか。

よく平和になったのだから問題ばかり起こす在日米軍には撤退してもらうべきだといった意見がありますが、不祥事続きの自衛隊を考えると軍として国を防衛することを一任するには心もとない気もします。

この本では第二十一代在日米軍司令官兼第5空軍司令官を務めたブルース・ライト米空軍中将の協力により彼の在任期間の在日米軍の活動と日米同盟について詳しく解説してあります。

在日米軍司令部の前身である極東司令部当時、日本に駐留した米陸軍の「四ツ星(大将)」、ダグラス・マッカーサーはもちろん、日本に駐留していた全米軍戦力に対する指揮権を掌握していた。だが、在日米軍司令部トップはその後、米空軍に属する「三ツ星(中将)」に格下げとなり、日本に駐留する三万五千五百人弱(陸軍=約一千七百人、海軍=約四千三百人、空軍=約一万三千五百人、海兵隊=約一万六千人)の在日米軍に対する有事指揮権も在日米軍司令官には与えられなかった。

日本、あるいは極東有事の際、日本に駐留する米海兵隊、米第七艦隊など主力攻撃部隊の指揮権は一義的にもライトではなく、それぞれの部隊を直轄する同格の三ツ星の司令官にある。

さらに各実戦部隊の連携・統合を図る司令塔は米国・ハワイになるPACOM配下にある三軍(海兵隊を含む)司令部という「二重、三重の構造」(外務省幹部)となっている。

かなりあいまいな指揮系統になっているようです。在日米軍と聞くと婦女暴行などのニュースしか報道されませんが、戦後からずっと駐留し、共産圏の国々から日本を守り存在してきたわけですからもっと理解する必要があると思います。

竹島、尖閣諸島、北方領土と日本のまわりは領土問題でいっぱいです。憲法によって自衛隊が軍としての活動に制限があるのならば必然的に在日米軍に頼らざるえません。

来年にはアメリカに新しい大統領が誕生します。軍の編成も大幅に変更があるかもしれません。日本にも大きく影響してくるだけに防衛についてはいろいろと対策をとる必要があるのではないでしょうか。

ベールに包まれた印象のある在日米軍の様子が分かり面白いと思います。

↓ よろしかったらクリックお願いします。

にほんブログ村 本ブログへ

人気blogランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

514冊目 いったい誰を幸せにする捜査なのですか。

いったい誰を幸せにする捜査なのですか。

著者:草薙厚子

いったい誰を幸せにする捜査なのですか。

国策捜査といった言葉を使われ始めて数年たちますが、この捜査もある意味国策捜査の範疇に入るような気がします。

「僕はパパを殺すことに決めたー奈良エリート少年自宅放火事件の真実」の著者が少年と少年の父親に告訴され、自宅と所属事務所の強制捜査の模様や検察との取り調べの内容などを書いています。こういった本の著者が民事で訴えられることはあっても刑事事件として立件されることは珍しいことのようです。

私は少年の追い詰められていく様子を伝えるために、「僕はパパを殺すことに決めた」の中で、敢えて供述調書に記された少年の肉声を公開した。その理由は3つある。それは今でも変わっていない。

1つは少年事件であるために審判が公開されず、少年の内面について何一つ確かな情報が報じられてこなかったことだ。審判を傍聴することもかなわず、取材者がたどり着ける事実には限界がある。(中略)

2つ目は、日本を震撼させた衝撃的な事件であったにも関わらず、家族内で起こった少年事件であるため、真相が外に伝わらなくなってしまうのではと懸念されたからだ。(中略)

そして、3つ目は非業の死を遂げた継母の両親が私に語った言葉だった。
「私たちは本当の事が知りたい。なぜ娘は我が子と変わりない愛情を注いできたあの子に命を奪われなければならなかったのか。草薙さんが真実を知っているのなら、きちんとそれを伝えてほしい」(中略)


私が「僕パパ」を通じて、読者に考えて欲しかったことは、少年が自宅に火をつけ3人を焼死させてしまった悲惨な事件を、未来への教訓としてどのように活かしたらいいのかということだった。

検察官との取調べの内容など詳しく紹介されています。自分が書いた本のことで強制捜査され、その強制捜査されたことをまた本にして出版する。著者の度胸とこの本を出版した光文社には感心します。

法律には詳しくないので検察が正しいのか著者が正しいのか分かりませんが、ただ親を殺す少年事件は年々増えていると思います。家族の絆といったものがそんな簡単に壊れてしまうものなのか。何か大きな要素が他に隠されている気がします。社会、マスコミ、情報過多、脳内汚染などさまざまな意見はありますが解決策はまだありません。

子どもたちが将来に希望を持てる世の中にしていくよう努力する必要があるのかもしれません。

↓ よろしかったらクリックお願いします。

にほんブログ村 本ブログへ

人気blogランキングへ

| | コメント (2) | トラックバック (0)

496冊目 税金は何処へ消えたのか?

税金は何処へ消えたのか?―借金大国なのに、政治家・役人が無駄づかいを続けるワケ

著者:阿部 員大

税金は何処へ消えたのか?―借金大国なのに、政治家・役人が無駄づかいを続けるワケ

政治家と官僚が40年間でつくった借金の総額833兆6,982億円(H19.9月末)だそうです。もちろん今も増えつづけています。

今日の結果を生んだ大きな原因は政治家、そして官僚を含む公務員のあり方や姿勢が大きく影響を与えてきたと考える。実はこれは深く“税“とかかわりを持っている。

この本では政治家、官僚、マスメディアなどの問題を取り上げていますが内容はテレビや新聞などで報道されることだけのような気がします。

最近はマスメディアが何度も何度も官僚バッシングの報道を繰り返しています。もちろんあらためるべきことはすぐにでも対処しないといけないと思いますが、全ての責任を政治家や公務員になすりつけるのは根本的な解決策にはならないのではないでしょうか。

たとえば今回の居酒屋タクシー問題。きっかけは民主党の長妻議員の事務所に匿名の告発文書が送られてきたことのようですが、気をつけないと我々国民は霞ヶ関に踊らされているということも考えられます。鈴木宗男氏のときもあきらかに外務省のトップシークレットになるような文書が共産党の議員のもとに送られてきたことがあるようです。もしかしたら自民党政権にとって不利になるように仕向けられ、計算されたことなのかもしれません。

悪者をさがして攻撃するだけでなくもっと建設的な解決方法を考えていくべきだと思います。

↓ よろしかったらクリックお願いします。

にほんブログ村 本ブログへ

人気blogランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

468冊目 誰も書けなかった防衛省の真実

誰も書けなかった防衛省の真実

著者:中谷 元

誰も書けなかった防衛省の真実

自衛隊2500日失望記は末端の下士官経験者から見た自衛隊でした。今度は防衛大学を卒業後自衛隊に入り、衆議院議員となり、その後防衛庁長官にまでなったエリート中のエリートから見た自衛隊の現状です。

どちらが面白いのかと聞かれればもちろん自衛隊2500日失望記ですが、どちらが説得力があるかといえばこの本です。前者は天下り批判の本でしたが、この本では専門知識を必要とする軍事では状況によっては自衛隊のプロが企業に天下るのも必要なことだといったスタンスです。

何でもかんでも天下りはいけないと批判するだけでなく、専門知識を持っている人が専門知識を要求される職に就くのにはいいような気がします。

この本では昨年末の守屋事務次官の不祥事からどのように防衛省を変革していくか、また防衛省や自衛隊がどういった組織なのか書いてあります。

情報管理、危機管理など国防を考えると制度上変えていかないと自衛隊が機能しないような問題もたくさんあるようです。昔の軍事政権に戻るからダメだと批判するのではなく必要なところは変革し、国民がしっかりと自衛隊を監視していくことが求められているようです。

↓ よろしかったらクリックお願いします。

にほんブログ村 本ブログへ

人気blogランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

467冊目 自衛隊2500日失望記

自衛隊2500日失望記 Days of Truth and Falsehood (Kobunsha Paperbacks 117) (Kobunsha Paperbacks 117)

著者:須賀 雅則

自衛隊2500日失望記 Days of Truth and Falsehood (Kobunsha Paperbacks 117) (Kobunsha Paperbacks 117)

会計士試験に4度落ちた著者が放心状態で選んだ職場が自衛隊。自衛隊生活での経験を隠すことなく書いてあります。どのような生活をして、イジメ、暴力、仕事など実際に体験した人にしか分からない内部事情も分かります。

しかしながら、この本は他の自衛隊体験談などにはほとんど掲載されていない、笑えない自衛隊の真実を世間に公表することを主眼にしている。

それは、兆円規模の天下り防衛利権と国防システムの虚飾である。

(中略)

そして自衛隊入隊後は、末端の補給職になった。自衛隊におけるモノの流れを担当し、カネの動きを理解したことで、日本の防衛の現場がハッキリ見えてきた。装備品のトンチンカンな値段や天下り利権は、防衛機密ではない。利権は世間では罪であるが、官庁では自慢の種、羨望の的にすぎない。


末端の補給員として自衛隊に7年間在籍した知識と経験で日本の国防システムの脆弱さと天下り利権について批判しています。末端の下士官が知っている兵器についての情報がどこまで正確なのかは確認しようもありませんが、説得力にかける部分もあるような気もします。

ただ自衛隊組織の雰囲気はよく伝わってくるので面白いと思います。

↓ よろしかったらクリックお願いします。

にほんブログ村 本ブログへ

人気blogランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

433冊目 さらば財務省!

さらば財務省!―官僚すべてを敵にした男の告白

著者:高橋 洋一

さらば財務省!―官僚すべてを敵にした男の告白

小泉政権の悲願、郵政民営化を支え実現させた人。この人がいなければ郵政民営化は成功しなかったのではないでしょうか。中学生のときに大学レベルの数学ができたほどの秀才。公務員試験もスラスラと答えることができスーパーエリート集団、大蔵省に入省。その後郵便局の財政投融資の破綻を一人見抜き、郵便局を財務省から切り離すよう財務省を説得。

国家レベルの財政の内容は難しすぎて正しいのかどうかも分かりません。

経済が回復するのに必要なのは上げ潮派か財政タカ派か?

上げ潮派と財政タカ派のゴールは財政再建で、同じではあるが、アプローチがまるで違う。経済のどこに力点を置くかが、決定的に異なる。

上げ潮派は、経済成長が欠かせないと考える。経済成長率を上げることによって、税収を増やし、あわせて歳出カットで財政再建を目指す。経済成長なしで早急に増税を実施すれば、日本経済の体力を奪い、瀕死の重病人にしかねない。財政再建は夢のまた夢に遠のく。

竹中さんや、中川秀直政調会長らが上げ潮派の代表で、財政再建の一番バッターはデフレ脱却、二番バッターは政府資産の圧縮、三番バッターは歳出削減、四番バッターは制度改革、最後の五番バッターになって初めて増税が出てくる。

かたや与謝野さんや谷垣さんら財政タカ派は、財政再建のためには、何よりも増税が必要だとする。そして財務省が彼らを強力に後押ししている。


著者自身は財務官僚の出身でありながら、上げ潮派で財政タカ派の主張は論理的には成り立たないと考えているようです。

ちょっとした下地がないと、なかなか理解するのには難しいと感じる内容もあります。郵政民営化については140冊目、ゆうちょ銀行を読めばより詳しく分かると思います。

官僚組織がどうのように動いているのか参考になると思います。構造改革派賛成の人は是非読んでおくべき本ではないでしょうか。

追記

先週の金曜日、長期金利が1.758に跳ね上がりました。先月と同じように来週は株価上昇に期待できるのかな?

↓ よろしかったらクリックお願いします。

にほんブログ村 本ブログへ

人気blogランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

419冊目 「消えた年金」を追って

「消えた年金」を追って―欠陥国家、その実態を暴く

著者:長妻 昭

「消えた年金」を追って―欠陥国家、その実態を暴く

道路特定財源の問題によってすっかりマスメディアから取り上げられることが少なくなった「消えた年金」問題。いったいどうなったのでしょうか?

この本では「消えた年金」がどのような過程でクローズアップされ、長妻議員がどのようにこの問題に取り組んでいるのかが書かれています。

「消えた年金」の被害者には三つの類型があります。

一番目は、被害者として政府が認定した方。現在、五年の時効が撤廃されたので、手続きをすれば、受給額を満額取り戻すことができます。
二番目は、本人は被害者だと主張をしていますが、十分な証拠がないとの理由で、政府に却下された方。


三番目は、本人も自分が被害者だとは気づいていない方。まさか、納付記録が抜けているとはつゆ知らず、少ない受給額を受給し続けている方です。気づかずにそのままお亡くなりになっている方も多いと思います。潜在的被害者です。

この二番目、三番目の被害者が数も多く深刻です。特に三番目の本人も気づいていない方に対する解決策はいまだ政府によって進められていません。


4年ぐらい前に退職された女性の先輩がまさに記録が抜けていると主張していたのを思い出しました。その後どうなったのかは現在、付き合いがないので分かりませんが案外身近に「消えた年金」問題の被害者の人がいるものだなぁと思いました。

問題は年金の受給額の計算が難しすぎて自分で計算できずに、被害者になっているかどうかも分からないことです。社会保険事務所で聞けば計算してくれますが記録が消えたのがその社会保険事務所なのですから本末転倒です。

この年金制度はピラミッド型の人口構成を基に計画されており、釣鐘型のこれからは破綻することは理論上はないかもしれませんが、年金受給者も年金支払い者どちらも生活が苦しくなることが予想されます。

国民年金の未払い者は30%とも40%とも言われており、明らかに抜本的な見直しが必要なのではないでしょうか。

↓ よろしかったらクリックお願いします。

にほんブログ村 本ブログへ

人気blogランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

393冊目 公務員クビ!論

公務員クビ!論 (朝日新書 96) (朝日新書 96)

著者:中野 雅至

公務員クビ!論 (朝日新書 96) (朝日新書 96)

連日のマスメディアの報道で国民の敵扱いされている公務員。「俺たちの税金で何をしているんだ!」といったバッシングがすごいです。この本は地方公務員もキャリヤ官僚も経験した著者が公務員の良い点や悪い点、そして将来どうしていけばいいのかなど提案しています。

今の日本では、試験勉強の点数や偏差値よりも、金儲けができるかどうかで優秀さを測るという空気が支配的です。勉強ができる人間よりも、実社会で成功している人間を敬うという風潮の方が断然強くなっているのです。自分で苦労しながら起業して巨万の富を得る人間に対して、昔の人は「成り金」などとさげすんだりもしましたが、今の日本人は惜しみない賛辞を贈ります。芸術家やスポーツ選手などが高額の報酬を得ることにも寛容です。その一方で、営業利益や株価や勝率や観客動員数といった明確な数値で能力を測れない、専門職に対する素朴な敬意が薄れています。医者や官僚はその典型でしょう。

要約すると、今の世の中では、金儲け競争の勝者だけが尊敬され、それ以外の特権はすべて廃止しろという要求が非常に強いということです。大衆民主主義と市場原理主義がミックスされた、じつに厄介な世の中ということになります。

官僚の仕事内容や地方公務員の状況なども詳しく分かります。地方分権の拡大によって予算のない自治体の地方公務員は減らされるか仕事量が莫大に増えそうです。

民営化や規制緩和によって効率だけを考えて運営をするとどうしてもトータルでのサービスは低下します。人口の少ない地方でのサービスは採算が取れずにサービスは低下せざるえないでしょう。これから地方の自治体は官から民といったスローガンによってますます住みにくい社会になるような気がしてきました。

ある部分の悪い点だけを見て全体を一方的に非難することは避けなければいけません。バッシングをしすぎた医局制度と医療過誤は、そのツケが医師不足といった深刻な問題として私達の生活に戻ってきてます。福島県の産婦人科医の逮捕によって地方の産婦人科医や分娩をする病院が激減してしまいました。救急車もたらいまわしです。

何が無駄で何が無駄でないかといった線引きは、公共といった目的では難しい問題です。極論を言えばそもそも公共サービス自体は根本的に無駄のうえに成り立っているのではないでしょうか。

マスメディアの報道だけで判断するのでなく、公務員が嫌いな人も公務員になりたい人も是非読んでみて考えてみるといいと思います。

↓ よろしかったらクリックお願いします。(ありがとうございます。とうとう日本ブログ村で10位にランキングされました。今までで最高順位だと思います。)

にほんブログ村 本ブログへ

人気blogランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

352冊目 ダイヤモンド給料データブック

職業別・会社別・業界別 ダイヤモンド給料データブック (週刊ダイヤモンドブックス)

職業別・会社別・業界別 ダイヤモンド給料データブック (週刊ダイヤモンドブックス)

職業別、会社別、業界別の給料データブック。就職活動中で会社を選べる立場の人はぜひ読んで参考にしてみるべきだと思います。

仕事を選ぶには、適性、やりがいだけでなく、給料も大切な要素です。たとえば、人気の高い介護職も、充実感、達成感は十分に味わえるようですが、あまりにも低い報酬のため、二〜三年で辞めていく人が後を絶ちません。おカネがすべてではありませんが、職業選択の際には、その仕事でいくら稼げるのか、ということを知っておいて損はないでしょう。

「勝ち組」「負け組」がはっきりする格差社会です。実力の差が給料にもかなり影響してきます。景気がいい職種や悪い職種などもあります。

「推定年収ランキング」厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2006年)

1. プロ野球選手 3,751万円
2. Jリーガー  2,585万円
3. 国会議員   2,193万円
4. 競艇選手   1,900万円
5. 県議会議員  1,484万円
6. プロゴルファー 1,382万円
7. パイロット  1,295万円
8. 大学教授   1,133万円
9. 勤務医    1,101万円
10. 競輪選手   1,082万円


だいたい納得いくのですが、競馬の騎手がランキングに入ってないのはなぜなのかなと思いました。実際には会社によって待遇が違ったり、医師でも親から設備を引き継いだ二代目開業医だと実力次第で給料は青天井だそうです。

実力ある人が勝ち残る時代です。安定を求めるのならば当たり前ですが公務員を目指してください。ちなみに警察官のランキングは14位、推定年収781万円、高等学校教員(公立)のランキングは16位、推定年収は772万円。どちらもストレスの多そうな職業ですが給料は悪くありません。

↓ よろしかったらクリックお願いします。

にほんブログ村 本ブログへ

人気blogランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

314冊目 京都・同和「裏」行政

京都・同和「裏」行政──現役市会議員が見た「虚構」と「真実」 (講談社+α新書 380-1C)

著者:村山 祥栄

京都・同和「裏」行政──現役市会議員が見た「虚構」と「真実」 (講談社+α新書 380-1C)

著者は京都市の市議会議員でしたが、2008年2月の京都市市長選挙に出馬し落選、議員は失職したようです。経歴は2003年の選挙で初当選、2007年の市議選ではトップで再選。驚くのは、どこの政党にも属していない無所属議員さんだということです。

学生時代から政治に興味をもち、ボランティアで数々の選挙活動に参加し政治を学んだそうです。一度は政治に幻滅してやる気をなくしたこともあったみたいですが、山口県のある選挙の手伝いで地方政治に目覚め、社会人として働いたのち郷里の京都に帰って立候補。そして当選。目的意識からして違います。

私がなぜ、そんなハンデを背負ってまで無所属を貫いているかというと、地方自治、地方議会の本来のあり方を考えるがゆえだ。けっして政党を否定しているわけではない。地方自治、地方議会の本来の姿を考えれば、おのずと答えは出てくると思うのだ。そもそも地方議会は、政党はあってもいいが、本来「政党政治」をやる場ではない。あくまで、「その地域のためになにをなすべきか」という視点で、必要に応じて会派を組むことが求められるだけだ。

政府は大きな政府でなく小さな政府を目標にかがげ、地方自治を促進するとしています。しかし実際には、予算を人質にして中央の意向を地方議会の政党所属議員をつかいながら強制的に従わせているのが地方政治の現状のような気がします。これでは小さな政府どころか政府の意向を無理強いする巨大政府です。

この本の主題はタブーとされた京都の同和問題と京都市職員の不祥事問題の事実を公開し、解決することに挑戦することのようです。

京都、大阪、奈良に「同和」という問題が今なを存在し、同和行政といったかたちで優遇したり、同和地区の住民を市職員に優先的に雇うような制度があったことなど知りませんでした。

京都市といった世界でも有名な都市の現状を知るのに役立ちますし、一無所属の議員がどこまで立ち向かって行けるのか気になります。それにしても共産党がかなり強い地域のようです。

↓ よろしかったらクリックお願いします。

にほんブログ村 本ブログへ

人気blogランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

253冊目 皇室へのソボクなギモン

皇室へのソボクなギモン

著者:辛酸 なめ子/竹田 恒泰

皇室へのソボクなギモン

庶民代表の辛酸なめ子さんが明治天皇の玄孫にあたる竹田恒秦さんに対談形式で皇室に関する疑問を質問し、答えてもらっています。

 皇族方のプライベートの時間とは?
 皇族の方の正しい呼び方について教えてください
 言霊の力って何ですか?
 女官の存在について


など他にもたくさんありますが竹田氏が分かる範囲で解説しています。

残念な事に、我が国の戦後の学校教育では皇室についてほとんど何も教えません。しかも、両親も皇室についてよく知らないとなれば、いよいよ子供たちは皇室も知らずに大人になってしまいます。それは日本人として生まれてきたのに、とても残念なことです。

そのとおりだと思います。もっと日本が最も世界に誇ることができる皇室について勉強しなければならないなと感じました。

↓ よろしかったらクリックお願いします。

にほんブログ村 本ブログへ

人気blogランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

109冊目 独身手当―給与明細でわかるトンデモ「公務員」の実態

独身手当―給与明細でわかるトンデモ「公務員」の実態

著者:若林 亜紀

独身手当―給与明細でわかるトンデモ「公務員」の実態

全国の国家公務員と地方公務員の様々な手当を中心に、恵まれた給与体系と優遇された労働条件を、著者が怒りながら紹介しています。聞いたこともないような手当もでてきます。

2006年の公務員制度改革大綱に沿って変わりゆく公務員制度の動向を追ってみた。ひとことで言えば、地方や現場で働く公務員には厳しく、中央の官僚の待遇はよくするという、公務員内の格差づくりである。

公務員の問題は、多かれ少なかれ、民間企業にも共通する組織の論理である。また、役所は育児休業3年、自己啓発休業2年など先進的な職場なので、手本にする価値もある。うらやましければ新卒や経験者で公務員になることもできる。それとは逆に、選挙で改革に票を投じることもできる。

小泉政権によって公務員の給料や公務員が削減された印象がありますが、実際には中央の官僚など東京で働く国家公務員には、地域手当という名目で約5%上乗せされ本給の18%にしています。一方、地方で働く公務員の給料は地域によって下げ、東京などで働く公務員が地方に転勤した場合は下がる給料を保障する制度にしています。

公務員の給料が高いから平等に給料を下げるのであれば分かりますが、官僚などは新たに都市部の地域手当の率を上げて自分たちの給料は保障しています。

小泉前首相は天下りの象徴である特殊法人の改革を公約に掲げたが、結局独立行政法人という名前に変えただけだった。UR(都市再生機構)などへの国費の投入はむしろ増えたし、天下りの数と給料はその後も毎年増え続けている

道路公団の民営化にしても表面だけで中身はボロボロ。郵便局にしても民営化するとサービスの向上が望めるとしながら、実質は値上がりなどでサービスは低下しています。

安倍政権は天下り規制の人材バンクや道路特定財源の一般化などに手をつけたために官僚によって崩壊させられたという人もいます。

鈴木宗男氏が本に書いていましたが、官僚を敵にまわすと本来機密事項にあたるような書類がなぜか共産党などの野党に匿名で送られてくるそうです。

官僚機構に勝てるのはアメリカだけかな?

↓ よろしかったらクリックお願いします。

にほんブログ村 本ブログへ

人気blogランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

63冊目 ステルス戦闘機と軍用UAV

ステルス戦闘機と軍用UAV―B-2からF-22ラプター、UAVまで。最強兵器・ステルスのすべて (ミリタリー選書 21)

著者:坪田 敦史

ステルス戦闘機と軍用UAV―B-2からF-22ラプター、UAVまで。最強兵器・ステルスのすべて (ミリタリー選書 21)

アメリカの最先端技術を駆使した最新軍用機について解説してあります。ある意味専門書だと思うんですが簡単に分かりやすく書いてあります。よくマスコミなどでの報道で見るステルス機についても説明があります。

ステルス機というのは、一般に「レーダーに映らない機体」を意味している。
レーダーに捉えられない機体を作るため、次の2つの共通するアイデアが取り入れられている。

1. 敵のレーダーを吸収する (電波吸収素材(RAM)を機体表面に貼り付けることで、ステルス性を高められる。RAMは、吸収し電波を熱などの成分に変換する)

2. レーダー波を散乱させる (敵のレーダー波を浴びたら、その電波を敵に戻さず、別の方向へ飛ばしてしまえばいい。)

ステルスというのは機体が「見えない」という意味だと思っていました。機体が「見えない」ないではなく、「レーダーに映らない」から「見えない」なんですね。

アメリカ軍はステルス機以外にもF-22AラプターやF-35ライトニングII戦闘機を実践配備する予定みたいですがいずれも当初予定していたよりも、国防予算の削減から導入する数がかなり減るみたいです。

日本はF−15の後継機にF-22Aラプターをアメリカに要望していましたが断れましたね。日本の情報管理のずさんさが理由だといわれていますが。

1機およそ200億円だそうです。100機で2兆円。導入するなら消費税が上がりそう。

またこれからは無人偵察機や無人戦闘用航空機が主流になっていくそうです。

↓ よろしかったらクリックお願いします。

ブログランキング

にほんブログ村 本ブログへ

人気blogランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

54冊目 私が愛した官僚たち

私が愛した官僚たち

著者:横田 由美子

私が愛した官僚たち

筆者はフリーのライターで、官僚を辞めて政界や経済界で活躍している人達にインタビューしています。面白いのは財務省、外務省、経済産業省、同じ官僚でもカラーが全然違うそうです。出身大学はもちろん東大が多いので入省してからカラーは形成されるんでしょうか。

最近官僚と聞けば悪人をイメージしていまうようなマスコミ報道ですが、実際は睡眠を削って一生懸命に仕事をしている人もいっぱいいるそうです。国家国民の利益のために日夜、仕事をしている公務員の人がいっぱいいます。あまり公務員バッシングをしすぎると優秀な人材がいなくなる気がします。

ある財務省の官僚の話し、

この官僚によると、2005年の選挙で民主党から出馬したのは、「すごく優秀な人ばかり」だった。自民党から出られるとは思ってなかったから、主に民主党と接触していた。結果的に自民党から出たのは、「省内で二番手の人」だったという。「全員がそうだといっているわけではないよ。」「どうしようかなと迷っていたり、民主党との話し合いがうまくつかなくて選挙区が見つからなかった人が自民党から出ていたね」

多くの優秀な若手官僚が政界に挑戦いているようです。当選すればいいですが落選すれば無職です。国の予算でアメリカや海外に留学した有能な人材が無職の期間があるというのはもったいないですね。

かなり詳しく若手官僚出身者に取材しているので、官僚制度が理解できて面白いです。

ブログランキング

にほんブログ村 本ブログへ

人気blogランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

52冊目 警視庁捜査第四課マル暴刑事

警視庁捜査第四課マル暴刑事

著者:狩集 紘一

警視庁捜査第四課マル暴刑事

著者は警視総監賞三十七件、刑事部長賞十一件、署長賞も多数受賞され、主に暴力団担当刑事として輝かしい経歴の警察官だった方です。

著者の警察官としての半生と解決してきた事件などが書かれています。読んでいると本当に実直な印象を著者に対してもちました。

気になるニュース記事

読売新聞社の調査で福田内閣支持率57.5%だそうです。阿部内閣と何が違うんでしょうか?不思議です。

ブログランキング

にほんブログ村 本ブログへ

人気blogランキングへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

17冊目 反転―闇社会の守護神と呼ばれて

反転―闇社会の守護神と呼ばれて

著者:田中 森一

反転―闇社会の守護神と呼ばれて

びっくりしました。これほどまでに内容が充実しているとは思っていませんでした。書かれている内容も検察、政治家、同和問題、国税、仕手筋、ヤクザ、バブル、国策捜査などやバブル時代の伝説的な有名人も続々と登場します。著者の人生の記録でバブル時代の日本が象徴されています。

ライブドアや村上ファンドで話題になった検察の国策捜査についても

最近、「国策捜査」という検察批判がよくなされるが、そもそも基本的に検察の捜査方針はすべて国策によるものである。換言すれば、現体制との混乱を避け、ときの権力構造を維持するための捜査ともいえる。

気づきませんでした。当たり前といえば当たり前ですね。国家というものはみんなの生活を維持するためにあるのでしょうから。ただ悪いことをしても中には運良く罪に問われない人がでてくるのはやっぱり不公平な気がします。一方では権力構造を維持するためになかば強引に罪を問うこともあるわけです。すべてはその時の運次第ということにもなります。結局最後には著者自身も逮捕されてしまいます。

検察の仕組みや経済の裏側など大変参考になりました。それにしても著者のバブル時代の生活や人脈など凄まじいです。湯水のようにお金を使っています。
今度はヒルズ族の本がでる事を期待してます。ホリエモンさんよろしく。

ブログランキング

にほんブログ村 本ブログへ

| | コメント (0) | トラックバック (0)